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仕組みとアプローチ -  羽田の滑走路衝突事故要因と使用された「ナンバーワン」と言う言葉

2024-01-10 08:25:04 | 道路と交通
 羽田空港の滑走路衝突事故について国土交通省から対策指示が有りました。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2024010901000107.html

出発順伝える運用、当面停止に 誤進入を常時監視、緊急対策
2024/01/09 11:22共同通信

 羽田空港で日航と海上保安庁の航空機が衝突、炎上した事故で、国土交通省は9日、再発防止に向けて管制官の業務内容の一部を見直す緊急対策を公表した。滑走路への誤進入防止機能の表示画面を常時監視する担当を配置。管制官が「ナンバー1」などと出発順をパイロットに伝える運用を当面見合わせる内容も盛り込んでいる。海保機が出発順を離陸許可と勘違いした可能性を考慮したとみられる。
 斉藤鉄夫国交相はこれまで「原因がはっきりしたら抜本的な対策を取る」としていた。
 国交省によると、管制塔には、着陸機が接近する滑走路に別の機体が進入した場合に管制官に注意喚起する「滑走路占有監視支援機能」がある。進入を検知すると卓上の画面で滑走路が黄色になり、航空機は赤色に表示される。
 画面を常時監視する決まりはないが、事故を受けて羽田では6日から担当者を配置した。増員ではなく役割分担の変更で対応する。羽田以外の空港でも常時監視する要員を置くかどうかは未定としている。

引用終了

 これが対策の主なものなのかどうかまでは未だはっきり確認していませんが、仮にこれが主な対策ならば、やはり事故原因は管制側と海保機の間で交信された中で使われた言葉「№1(一番目)」について双方の解釈の違いが大きな事故原因の一つだったと考えられているのではないでしょうか。
 当ブログの今年1月4日の記事、サブタイトル「再考 羽田空港の滑走路衝突事故」の中で書いた疑問点がやはりと言う感も有ります。
 考えてみると管制側は「C滑走路に入らないでください」とか「誘導路で待機して下さい」とかとは一言も言わず、海保機も「C滑走路に入ります」とは一言も言っていません。
 「小学生や中学生でもわかるような表現の方が誰にでも共通なので安全なのに何でそれをしないのか?」となると、双方ともその分野のプロなんで「そんな素人や子供でもわかるような言い回しなんてプロらしくない、ど素人が聞いてもわからないような表現を使ってこそプロなんだ」とか言うのが管制用語の常識なのでしょうか?
 また世界的に管制用語は統一されてないとおかしいわけで、諸外国ではどのような表現が使われているのでしょうか?
 それともう一つ、〔管制塔には、着陸機が接近する滑走路に別の機体が進入した場合に管制官に注意喚起する「滑走路占有監視支援機能」がある。進入を検知すると卓上の画面で滑走路が黄色になり、航空機は赤色に表示される。〕と有りますが、そのような警告を示す表示がなされる時には誰にでもわかるような音量と音質の警告音が発生られるべきではないでしょうか?
 これ、航空管制についてはド素人の筆者が単純に思った事を普通に書いているだけなのですが。
 


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