快気分析

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仕組みとアプローチ -  停電リスクと水道と地震

2022-06-15 12:10:49 | 火山 地震 津波 
 前回記事の延長理論なのですが、計画停電であれ、計画外の停電であれ、停電リスクが有るとそれなりに個人が対策する事になります。
 一般に水道局や水道の供給タンクに関連する電力は停電しにくいように、電力供給事業者が工夫したり、或いは水道局の方で発電システムを持っている事が有るのかも知れません。
 ただこのあたりはどれだけの優先順位なのか、信頼度なのかが一般人にはあまりわかりません。
 なので停電リスクが言われ始めると、水道の圧力供給もストップするのではないか?と心配して、室内で貯水する人も多くなるかと思います。
 水は生活に必要なのは無論、特にトイレの水などは、自分の排泄物を人に見られたくないのが普通なわけで、そこのあたりを懸念する人は多くなるかと思います。
 なので停電で水道のダウンが想定されると思ってしまうと、例えば水道管直結で揚水ポンプが必要無いような2階建てのアパートとかで、室内に多めの貯水、それも何百リットルとか貯水する人もいるではないでしょうか。
 鉄筋コンクリートの建物ならある程度の耐震の余裕が有る事も多いかも知れませんが、軽量鉄骨や木造のアパートなどでは設計想定や経年劣化などでそうした室内貯水による建物への荷重により耐震性がかなり落ちる可能性も有るかと思います。
 そんな時に大き目の地震があれば例えばアパートの1階がペシャンコになる、と言う事も考えられなくないわけです。 
 ただ対策はそれ程難しくはなく、アパートの住民に「貯水は室内では(例えば)50Ⅼまで、それ以上は敷地に貯水の容器置き場を設けるのでそこに保管して下さい」と徹底すればかなり解決できるケースは多いのではないかと思っています。


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