快気分析

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仕組みとアプローチ -  電気料金やガス料金高騰 対策は既に安くなった天然ガスの買取契約と為替予約

2023-02-03 12:27:42 | エネルギー
 このところの電気代、ガス代の高騰で家計が圧迫されているケースが多いのは今更言うまでも有りません。
 そのうちガス料金ですが国際商品相場のチャートを見ればわかる通り既に2018年~2020年の平均とほぼ同じで、更に2021年の平均よりもかなり安くなっています。
 また為替は現時点では1ドル128円~129円前後と言う所なので、仮に1ドル110円だった頃と比べれば、円建ても殆ど2021年の頃と同じ価格で輸入できるはずではないでしょうか?
 ここまで安くなると、「もっと安くなるかも知れないからもう少し様子を見よう」と考えるべきか? それとも「少なくとも今の価格なら2021年の平均値より安く天然ガスを輸入できるのでここで妥協して輸入の中長期契約や為替予約を入れるべき」と考えるべきか?となります。
 これについては個人的な見方に過ぎませんが、「今がチャンス、欲張らずに今の天然ガス価格で中長期契約と為替予約で最悪の事態を避けるのが落としどころ」と考えていますがどうでしょう。
 仮に天然ガス価格を今のようにある程度安く、そしてある程度の量を確保できた場合、暖房期や冷房機の電力需要ピーク時には電気への依存度をいくらかでも減らせます。
 夏はオール電化の世帯とかではカセットガスコンロをもし使える建物ならばですが、冷房の電力需要のピーク時にはいくらかでも電力不足回避策となります。
 また暖房期なら電気による暖房で電力不足となるリスクが高い日(普通なら年間合計で10日もないはず)だけ、カセットボンベ式のガスストーブやカセットガスコンロ(調理や湯沸かし用)を使うようにする、とかだと電力不足対策になるだけでなく、災害時にはこれらを活用できる事にもなります。
 こうした事に国や自治体が補助する制度を設けるだけでエネルギー事情や災害対策はいくらかでも改善できると思えますがどうでしょう。


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