快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  抗生物質耐性菌が増えるならワクチン耐性新型コロナウィルスも増えるのか

2021-02-25 06:56:38 | 新型コロナウィルスやパンデミック
 既に知られているように抗生物質の多用によって抗生物質耐性菌が増えてしまい、これに感染するとそれまでの抗生物質が効果をなさないケースが出て来たので、現在では抗生物質は可能か限り使わないか、使用料をなるべく少なくする努力がなされています。
 新型コロナウィルスに関してはこれに有効とされるワクチンがいくつか開発されているようですが、では果たしてこれらワクチンに耐性の有る新型コロナウィルスが多くなるのでしょうか?
 新型コロナウィルスはRNAウィルスで変異が早く、それまでのワクチンが有効とはならないかどうか、と言うのは未だはっきりとわかっていません。
 しかし仮にですが、「それまでの新型コロナウィルスがいくつかの種類に変異した内で、それまでのワクチンに耐性の有る株だけが生き残る確率が高い」のだとすればやはり「それまでのワクチンに耐性の有る新型コロナウィルスによる感染拡大は起こりえる」と言う事なのかも知れない、と思うのですがどうでしょう。
 ファイザー社やモデルナ社のワクチンはmRNA型ワクチンで、これらは変異した新型コロナウィルスに対してもより容易に有効なワクチンを作れる、と言うのが利点だそうで、それは心強いのですが、一方でまだわかっていない点も有ります。
 それは「mRNA型ワクチンは接種によって体内で新型コロナウィルスと似てはいるもののほぼ無害な物質をつくりそうで、それに対して新型コロナウィルスの侵入と勘違いして体内で抗体ができる」、と言う事なのだそうですが、それでは「変異した新型コロナウィルスに有効な新たなmRNA型ワクチンを次から次へと接種した場合」に、体内で「新型コロナウィルスと似てはいるもののほぼ無害な物質をつくりそうで、それに対して抗体ができる」と言うのであれば「何種類もの抗体反応が同時に起きるわけで体内が抗体だらけにならないか?」と言う点かと思えます。
 これに対しては「mRNA型ワクチンが無効となるのは何日後からなのか」、そして「本当に抗体が作られなくなっているのか?」、或いは「何種類までならmRNA型ワクチンを同時有効となっても大丈夫なのか?」、「どの種類のmRNA型ワクチンなら同時有効となっても大丈夫なのか?」、「どの種類のmRNA型ワクチンと、どの種類の非mRNA型ワクチンなら同時有効となっても大丈夫なのか?」などについて「ワクチン製造メーカーなどが臨床試験で確認して行くのは是非必要」考えています。
 既に変異した新型コロナウィルスが何種類か確認されているそうですが、「ワクチン普及で手強い新型コロナウィルスが増えて行く」のかどうか、と言うのはまだわかりませんが、注目点である事に変わりはないでしょう。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。