快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  先ほどのチリでの地震をM7以上の地震空白期終了とするかどうか

2017-04-25 08:05:28 | 地震 津波
 先ほど南米チリで大きな地震が有りました。
 国内での発表は、2017年4月25日 6時38分ごろ 南米西部 M7.1 と言う事ですが、一方EMSCでは、約半年前から現在までのデータを検索すると次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-04-24 21:58:32.0
55min ago
33.16 S 71.99 W 20 5.1 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
2017-04-24 21:46:05.0
1hr 07min ago
33.00 S 71.99 W 30 5.4 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
2017-04-24 21:38:28.1
1hr 15min ago
33.00 S 71.70 W 10 6.7 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
2017-04-23 19:40:10.9 32.98 S 72.05 W 20 5.5 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
2017-04-23 02:43:18.3 33.01 S 71.95 W 20 5.0 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
2017-04-23 02:36:07.2 33.02 S 71.95 W 20 6.0 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
2016-10-31 11:15:46.4 33.72 S 72.44 W 10 5.1 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE

引用終了

 というわけでM7に達してはいません。
 当ブログでのここ3ヶ月内の記事ではM7以上の世界的な空白期の定義をEMSCでのデータとしましたので、今回のチリでの地震はM7とは見なさない、と言う事にしたいと思います。
 物差を変更する事も稀にはあっても良いのかも知れませんが、今回についてはそれは止めておきます。
 ですのでM7以上の地震空白期は世界的に未だ継続中となります。
 無論、後で修正がかかる事があるのは国内のデータだけでなくEMSCでも有るので、今後に判断の変更も有ります。
 このエリアのチリでの地震は引用データでわかるのは約半年ぶりのM5以上だった事、そして先日から前震らしきものが有った事です。

仕組みとアプローチ -  小笠原西方沖大地震と北海道南東沖から千島列島の大地震 と言う遠隔連動の傾向則は再現されるのか

2017-04-24 07:58:49 | 地震 津波
 4月20日に西之島が再度噴火したのは既にご存知かと思います。

引用開始 2件(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E4%B9%8B%E5%B3%B6

西之島(にしのしま)は、小笠原諸島の無人島。海底火山の活動により生じた火山島であり、時には海面近くの噴火口からの火山噴出物により「新しい陸地」が生じることもある。1973年と2013年に近傍で噴火し、それぞれ陸地を形成した。2013年の噴火では、1年以上に渡り非常に活発な噴火活動が見られていた。2016年5月頃から地殻変動観測で火口周辺の沈降と考えられる変動がみられており、6月には火山ガスの放出量の低下も確認されていたが、2017年4月20日に噴火活動が活発化した。[1]。


http://www.asahi.com/articles/ASK4P32L5K4PULBJ001.html

飛び出す火山弾・流れる溶岩…噴火の西之島、活動活発に
 1年5カ月ぶりに噴火した小笠原諸島の西之島(東京都小笠原村)を21日、本社機「あすか」で見た。高さ約100メートルまで飛ぶ火山弾や、海の近くまで流れた溶岩が確認できた。同乗した東京大学地震研究所の中田節也教授(火山学)は「活発だった2014年に近い活動レベルだ」と指摘した。

引用終了

 噴火は比較的活発なようです。
 そしてもう一つ、やや目立つ地震も最近有りました。

引用開始 (一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes
2017-04-20 15:20:42.4 49.25 N 156.03 E 30 5.1 KURIL ISLANDS
2017-04-20 11:41:25.6 44.40 N 148.73 E 61 5.5 KURIL ISLANDS

引用終了

 M5.5の方は択捉島南東沖です。
 これらの発生については今後あるパターンと似るのかどうかを筆者は注目しています。

引用開始 (一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)#20.E4.B8.96.E7.B4.80.E5.89.8D.E5.8D.8A

1970年代

1970年(昭和45年)5月27日 小笠原諸島西方沖で地震 - Mj 7.1、深さ350km[4]。福島県、千葉県、東京都で最大震度 3。
1971年(昭和46年)
2月26日 新潟県上越地方で地震 - Mj 5.5、新潟県上越市で最大震度 4。死傷者13人。
8月2日 十勝沖で地震 - Mj 7.0、北海道浦河町で最大震度 5。
1972年(昭和47年)
2月29日 八丈島東方沖で地震 - Mj 7.0、東京都八丈島で最大震度 5。
12月4日 八丈島東方沖地震 - Mj 7.2、東京都八丈島で最大震度 6。福井地震以来、震度 6の観測事例が無く、この地震で24年ぶりに公式に震度 6を観測した。
1973年(昭和48年)
6月17日 根室半島沖地震 - Mj 7.4(Mt 8.1、Mw 7.8)、北海道釧路市、根室市で最大震度 5。津波地震。
6月24日 根室半島南東沖で地震 - Mj 7.1、北海道釧路市で最大震度 5。根室半島沖地震の最大余震[123]。
1974年(昭和49年)
5月9日 伊豆半島沖地震 - Mj 6.9、静岡県南伊豆町で最大震度 5、死者30人。
11月30日[4] 鳥島近海で地震 - Mj 7.3、深さ454km[4]、福島県、千葉県、東京都で最大震度 4。
1975年(昭和50年)
6月10日 北海道東方沖で地震 - Mj 7.0(Mt 7.9、Mw 7.7)、北海道網走市・浦河町・釧路市・根室市で最大震度 1。色丹島で4〜3.5m、花咲港で95cmの津波を観測。
6月29日 日本海西部で地震 - Mj 7.3、深さ570km、埼玉県秩父市で最大震度 3。
1978年(昭和53年)
1月14日 伊豆大島近海の地震 - Mj 7.0、東京都伊豆大島と神奈川県横浜市で最大震度 5、死者25人。
3月7日 東海道南方沖で地震 - Mj 7.2、深さ440km、栃木県宇都宮市と千葉県千葉市で最大震度 4。
3月23日 択捉島南東沖で地震 - Mj 7.0、北海道釧路市で最大震度 3。
3月25日 択捉島南東沖で地震 - Mj 7.3、北海道帯広市・広尾町・釧路市・根室市で最大震度 3。
6月12日 宮城県沖地震 - Mj 7.4(Mw 7.4)、宮城県、岩手県、山形県、福島県で最大震度 5、死者28人、津波あり。
12月6日 択捉島付近で地震 - Mj 7.2、深さ100km。北海道、青森県、岩手県で最大震度 4。

引用終了

 1970年代は小笠原西方沖でやや大きい深発地震が有った後に、伊豆半島沖やや伊豆諸島近海で大きい地震が発生し、北海道の南東部沖から千島列島沖にかけてはM7以上の地震が比較的多く発生しました。
 今回の小笠原西方沖地震は2015年5月でしたがMj 8.1 (Mw 7.8)、深さ682km でした。
 この遠隔連動と似たパターンが今回も再現されるのかどうかは注目点だと思います。
 

  

仕組みとアプローチ -  M7以上の地震空白期は4月中も続くのか

2017-04-21 18:37:17 | 地震 津波
 今年4/8にも記事にしましたが、世界的にM7以上の地震が無い状況がその後も続いています。
 このままの状況が4月中も続くのかどうかはわかりませんが、4ヶ月以上続いたのは、EMSCのデータが開始されてた2004年の途中からわずか2回しかありません。
 4/8日の記事の引用元と同じですが、更にM7以上の地震が無い状況が4ヶ月以上続いたものだけを表示します。


引用開始(一部抜粋)


http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2012-08-14 02:59:40.0 49.84 N 145.06 E 611 7.7 SEA OF OKHOTSK
2012-04-12 07:15:48.0 28.70 N 113.12 W 10 7.0 GULF OF CALIFORNIA

2007-08-01 17:08:53.7 15.66 S 167.64 E 144 7.2 VANUATU
2007-04-01 20:39:55.0 8.33 S 156.90 E 10 8.1 SOLOMON ISLANDS


引用終了

 大体ですが、このデータから見ると空白期が4ヶ月を少し過ぎたあたりには発生しています。
 仮にこのパターンが続くならばの話ですが、5月末までにはM7の地震は有るという可能性は、確率としてだけですがどちらかと言うと高いと思われます。
 そうすると以前にも記事にしたように、今年のピークは5、6、7月あたりかとも考えていますが、最近は地殻やプレートがスムーズに滑って、どちらかと言うと火山が活発になる傾向があるような気もしますので、実際に今後どうなるのかはわかりません。

仕組みとアプローチ -  ヤブ蚊の痒さと言う自然災害

2017-04-20 18:44:30 | 地震 津波
 4月、5月は屋外の作業には最適な時期です。
 ヤブ蚊がいないと言う面では真冬でも同じなのですが、寒い時は手がかじかんで作業がしにくいので効率が良く有りません。
 今はヤブ蚊が殆ど出ないのと、仮に刺されても殆ど痒みを伴いませんが、本格的に出る6月になると刺される痒くなって来ます。
 痒くなると思うだけで思考能力が低下し、庭仕事などをしてもうまく行かなかったり、結構ケガをしたりする事がどちらかと言えば多く、筆者は今の季節のうちに必要な屋外作業をなるべく済ましてしまうようにしています。
 と言うわけで4月、5月にかけては自宅の補修や庭などの手入れで大忙しです。
 地震の方は月齢で言う先日の下弦の日から僅かに活発でしたが、まだM6未満でした。
 
引用開始(一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-04-20 08:42:15.6
57min ago
        49.16 N 156.23 E 10 5.1 KURIL ISLANDS
2017-04-19 17:15:30.0 37.33 N 141.86 E 10 5.0 NEAR EAST COAST OF HONSHU, JAPAN
2017-04-19 15:16:01.1 27.36 N 129.47 E 10 5.0 RYUKYU ISLANDS, JAPAN
2017-04-19 03:08:42.3 38.65 S 177.71 E 40 5.2 NORTH ISLAND OF NEW ZEALAND

引用終了

 震源域はやや気になる所ですが、マグニチュードそのものがまだM6に達していません。

仕組みとアプローチ -  地震の観点では4月22日がどんな日なのか

2017-04-18 19:26:46 | 地震 津波
 今月4月22日とは何なのか、ですが筆者の観点は二つ有ります。
 一つは4月26日の大きい新月の前の長潮である事です。
 新月は既に大きくなっていて、4月、5月、6月あたりが年間では大きな新月となるはずで、これによる引力の揺さぶりは無視できないと思われます。
 そしてもう一つは今年4月8日に記事にした通り、4月22日はM7以上の地震が前回発生した1月22日から3ヶ月が経つという事です。

引用開始(一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-01-22 04:30:23.8 6.20 S 155.10 E 150 7.9 BOUGAINVILLE REGION, P.N.G.

引用終了

 あれから未だM7以上の地震は世界で発生してはいません。
 大きな地震は少ないのですが一方、世界的に火山噴火は活発です。
 どうもプレートや地殻の固着があまり無くてスムーズに動いているから火山噴火が多いのか、とも考えられますが、それにしてもM7の空白期が3ヶ月と言うのは長い方かと思います。
 今後、特に4月22日以降にどうなるでしょうか。