快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  台風22号と地震トリガー

2017-10-26 08:30:43 | 地震 津波
 台風22号は本州の南通過する予想が多いようですが、予報円の北部はまだ本州にかかっているようですので油断まではできない状況のようです。

引用開始(一部抜粋)

http://nhk-jyoshi.club/archives/40122

引用終了

 前回の台風21号は10月20日の小さくなりつつある新月の後だったのですが、今回の台風22号では10月30日の長潮、そして11月4日が満月、それも来年1月2日のスーパームーンに向けて大きくなりつつある満月です。
 どれだけ台風通過前に地殻のストレスがどちらかと言えば貯まりやすいのか、と言うのは台風通過前で雨天曇天がどれだけ広いエリアになるのか、そしてどれだけ続くのかにもよるのですが、現時点で今回は前回よりもやや晴天が多い予想にはなっています。
 しかし月齢から言えばこのタイミングで台風一過の地震晴れが来るのは地震トリガーとしてはあまり油断できないものと思われます。
 そして宇宙からの影響ですが、今後どうなるのかと言うのは、

http://swc.nict.go.jp/contents/index.php

2017/10/25 15:00 更新
担当 酒井

太陽活動は静穏でした。
引き続き今後1日間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。
地磁気活動はやや活発でした。
引き続き今後1日間、地磁気活動はやや活発な状態が予想されます。

引用終了

 これによって地殻のストレスが台風通過前に多少でも発散されて減少してくれればいくらかは台風通過後の地震エネルギーは、地磁気活動が仮に現在静穏な場合よりも減る可能性も有るのですが、今後更に地磁気の活動が活発になってしまうかどうかは様子見です。
 以前にも書きましたが、EMSCのデータではフィリピンか、グアムから北、カムチャッカより南の環太平洋西側エリアでは去年4月の熊本地震以来、M7以上の地震について空白期が続いています。

仕組みとアプローチ -  平屋が人気 地震や台風の教訓

2017-10-25 12:59:56 | 地震 津波
 熊本地震の被災地で平屋が人気だそうです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/365748/

「倒壊怖い」平屋人気 安心、低価格も魅力 熊本地震1年半の被災地
2017年10月14日 06時00分

 熊本地震の被災地を中心に、平屋住宅への建て替え需要が急増している。熊本県内のメーカーによると、最大震度7を2度観測した同県益城町などで木造2階建て住宅の倒壊が目立ったことから、「1階建ての安心感」が支持されているという。被災者の二重ローンへの懸念も背景に、各社は低価格の平屋を前面に売り出している。

引用終了

 地震対策に限らず、今回の台風でも暴風で被害を受けるようなケースでは、平屋の方が2階建て以上よりもダメージは少なくなるのが通常です。
 その他にも高齢化で階段を上り下りするのが無理になって来るような事を平屋の場合は少なく、或いは皆無に出来る事、更には暴風などで屋根などがダメージを受けた場合でも修理がより容易で有る事などが有ります。
 最近は宅地価格が一頃に比べれば劇的に安くなっています。
 なにも高いコストをかえて多層階の建物にしても新築時のコストだけでなくランニングコストがかかるケースが多いので、安い土地に平屋、と言うのが多くなるのかも知れません。
 これで空地が減って土地価格の下落が防げればそれは経済にも悪い事ではないと思います。
 津波や水害、崖崩れ、地滑りなどの災害に強い土地に平屋を建てる、と言うのは百年単位で考えればかなりリーズナブルかと考えています。

仕組みとアプローチ -  台風21号通過後の地震発生状況

2017-10-24 20:53:08 | 地震 津波
 台風21号通過後の地震発生状況ですが有感地震は、

2017年10月24日 6時26分ごろ 北海道東方沖 M5.4 最大震度1
2017年10月24日 0時17分ごろ 熊本県熊本地方 M3.4 最大震度2
2017年10月24日 0時14分ごろ 熊本県熊本地方 M3.1 最大震度1

と言う程度で、更に無感地震は、

引用開始(一部抜粋)

http://www.hinet.bosai.go.jp/?LANG=ja

引用終了

 で確認できる範囲では茨城県沖あたりでM4位のものが1件程度です。
 どちらも震源がかなり沖であった事もあり、それ程目立つ地震としての印象は有りませんでした。
 北海道東方沖 M5.4 最大震度1 については、「台風一過の地震晴れ」と見るか、地震や火山活動が活発化して突っかえ棒が外れたとも思われるカムチャッカのからの反時計回りと見るか、それとも東日本大震災の震源域に近いエリアへの時計回りと見るのか、となるのですが、絞り込むのは不可能としてもこれらの合算と見ても或いは良いのかどうか、と言う所かも知れません。
 ところで反時計回りの法則ですが、M8以上の地震については木村政昭名誉教授の唱えたものが有名です。

引用開始(一部抜粋)

http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/2014/04/07/951/

2014年のチリ沖地震(M8.5)ー日本への影響は?Ver.2

(中略)

 前回の記事から2014年のチリ沖の地震(M8.5)の発生と日本列島の地震活動との関係をさらに検討してみました。
 図は、今世紀に環太平洋で発生したM8以上の大地震をプロットしたものです。今世紀の巨大地震が、太平洋を反時計周りに循環して発生していることが分かりました。

引用終了

 「反時計回り」の部分は、M8未満の地震も対象に入れている点で上記の引用例とは異なるかも知れませんが、やはり木村政昭名誉教授の反時計回り説に含まれていても良いと個人的には解釈しており、反時計回り説は木村政昭名誉教授によるもの、と考えています。
 月齢では10月20日の新月からまもなく5日で月の引力の影響は小さくなりつつあり、宇宙からの影響はと言うと、

引用開始(一部抜粋)

http://swc.nict.go.jp/contents/index.php

2017/10/24 15:00 更新
担当 酒井

太陽活動は静穏でした。
引き続き今後1日間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。
地磁気活動は静穏でした。
今後1日間、地磁気活動は非常に活発な状態が予想されます。

引用終了

 各トリガーの要素についてはタイミングが少しずれていて合算ではあまり大きなトリガーにはならない感じもしますが、地殻の歪(ストレス)が発散される限界となっている事も有り、トリガーが小さくても目立つ地震になる事は稀には有るので、実際にどうなるのか?と言うのはわかりません。

 
 
 

 
 
 

 

仕組みとアプローチ -  台風21号 無名の気象予報士の方々へ

2017-10-23 18:14:56 | 地震 津波
 台風21号の事前予想進路ですが、結果として香港と日本の予測の方が米軍のJTWCより当たってました。
 予想進路についての米軍のサイトやその経過を記録したサイトで確認すればわかります。

引用開始(一部抜粋)

http://www.usno.navy.mil/JTWC/

http://nhk-jyoshi.club/archives/40049

引用終了

 米軍の予測が最強と言うわけでは無い、と言うより米軍としての立場で軍事的に最悪のケースを想定しての予想だったのかも知れず、実は有る程度は実際のコースを読めていたのかも知れませんが詳細はわかりません。
 しかしこのような各予測データは無名の気象予報士の方にとっては一旗揚げるチャンスだったのかも知れません。
 筆者は気象予報士ではないのでどうでも良いのですが、多くの著名予測が当時の予想コースを実際より南にとっていたので、これを覆す理論を無名の気象予報士の方が構築して独自の予測を行いホームページで開示していれば有る程度の評価が後について来たのかも知れません。
 

 

仕組みとアプローチ -  台風21号 伊勢湾台風 ハリケーンカトリーナとの比較

2017-10-22 11:25:27 | 地震 津波
 台風21号が伊勢湾台風と比較される事が多いようです。
 では伊勢湾台風と比較されるハリケーン、カトリーナと台風21号がどれだけ今後の状況が異なるのか、と言う事になるのですが、筆者には全容が把握しきれていません。
 参考程度ですがハリケーン、カトリーナクラスの暴風が襲った場合についての記事も合わせて次のような状況です。

引用開始(一部抜粋)

http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/past_shinngikai/shinngikai/takashio/051013/s3.pdf#search=%27%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%B3+%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A+%E9%A2%A8%E9%80%9F%27

風速は、日本では10分平均値、米国では1分平均値(10
分平均値の概ね1.3倍)であることから、カトリーナ上陸
時の風速は伊勢湾台風と同程度と考えられる。

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK20039_Q1A920C1000000/

もし巨大台風が高層ビル街を直撃したら?

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2011/9/21付
 記録的な豪雨によって、和歌山県や奈良県、三重県などで多数の人的・物的被害をもたらした台風12号。土砂災害や家屋の浸水、河川の氾濫によって被害は拡大した。台風12号による被害の大部分は「雨」がもたらしたものだ。しかし、今後の台風対策を考える上では「風」への備えも欠かせない。日本建築総合試験所建築物理部の西村宏昭部長は、大都市に立ち並ぶ高層ビル群の脆弱性について警鐘を鳴らす。

 西村部長は、台風によって飛ばされる飛散物への対策が欠けていると指摘する。日本の大都市は、強風が直撃する臨海部の平地に開発されている。多くの建物は風荷重基準に基づいて耐風設計がなされているが、飛散物の「衝突」に耐えるようにはつくられていない。日本の近代的な都市が、巨大台風の洗礼を受けていないことが一因だ。

 米国では、指先ほどの大きさの小石がガラス張りの高層ビルを機能停止に追い込んだ実例がある。2005年にニューオリンズ市を襲った「カトリーナ」では、市内の高級ホテル「ハイアット・リージェンシー」の窓ガラスの多くが割れて室内が水浸しになり、長期にわたって使用が不可能になった。客室からは台風による飛散物とみられる小石が見つかった。

引用終了

 暴風で弾丸のように飛んで来た飛散物が建物の外壁や窓にダメージを与えていたようです。