快気分析

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仕組みとアプローチ -  内陸型の横ずれ断層型地震は夜間早朝、逆断層型地震は日中に発生しやすい傾向について

2023-02-10 12:39:53 | 火山 地震 津波 
 先程書いた前回記事の続きです。
 「内陸型の横ずれ断層型地震は夜間早朝、逆断層型地震は日中に発生しやすい」と言う傾向についてですが、では1995年以降についてはどうなのか、と日本で発生した地震で犠牲者を伴うようなものについても調べてみました。

引用開始 10件(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E5%8D%97%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87

兵庫県南部地震(ひょうごけんなんぶじしん)は、兵庫県南部を震源として1995年(平成7年)1月17日午前5時46分に発生した地震[2]
(中略)
発震機構:東西方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型[8]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E4%B8%AD%E8%B6%8A%E5%9C%B0%E9%9C%87

新潟県中越地震(にいがたけんちゅうえつじしん)は、2004年(平成16年)10月23日17時56分、新潟県中越地方を震源として発生したM6.8、震源の深さ13キロの直下型の地震である[1]。
(中略)
メカニズムとしては、北西 - 南東圧縮の逆断層型の地震である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD%E7%99%BB%E5%8D%8A%E5%B3%B6%E5%9C%B0%E9%9C%87

能登半島地震(のとはんとうじしん)は、2007年(平成19年)3月25日9時41分58秒(JST)に石川県輪島市西南西沖40kmの日本海で発生した、マグニチュード(M)6.9(気象庁暫定値)の地震。地震空白域とされる地域で発生した。
(中略)
国土地理院のGPSの観測で、震源となった断層が右横ずれ成分を含む逆断層

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%89%8B%E3%83%BB%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E5%86%85%E9%99%B8%E5%9C%B0%E9%9C%87

岩手・宮城内陸地震(いわて・みやぎないりくじしん)は、2008年(平成20年)6月14日午前8時43分(JST)頃に岩手県内陸南部(仙台市の北約90km、東京の北北東約390km)で発生した、マグニチュード7.2 の大地震。
(中略)
これらは主に西側が隆起する逆断層の性質を示しており、地震によって発生した断層のずれが地表に現れたもの(地表地震断層)だと見られている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%89%8B%E7%9C%8C%E6%B2%BF%E5%B2%B8%E5%8C%97%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87

岩手県沿岸北部地震(いわてけんえんがんほくぶじしん)は、2008年7月24日午前0時26分ごろ(JST)に、岩手県沿岸北部で発生した地震。
(中略)
スラブ内地震(沈み込んだ海洋プレート内の地震で、二重深発面の下側で発生)[8]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C%E5%8C%97%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87_(2011%E5%B9%B4)

2011年(平成23年)の長野県北部地震[2][3](ながのけんほくぶじしん)は、同年3月12日3時59分ごろ、長野県北部と新潟県中越地方に跨る地域、長野県下水内郡栄村と新潟県中魚沼郡津南町との県境付近で発生した地震[4]。逆断層型の内陸地殻内地震

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C%E4%B8%AD%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87

長野県中部地震(ながのけんちゅうぶじしん)は、2011年6月30日08時16分37秒 (JST) ごろ、長野県松本市付近で発生した地震である。地震の規模はMj5.4 (Mw5.0)。
(中略)
松本市付近では、東北地方太平洋沖地震の発震直後から地震活動が活発化していたことから、この地震の誘発地震とされている。発震機構解は、西北西 - 東南東に圧縮軸を持つ横ずれ断層型であった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%9C%B0%E9%9C%87_(2016%E5%B9%B4)

熊本地震(くまもとじしん)は、2016年(平成28年)4月14日21時26分以降に熊本県と大分県で相次いで発生した地震。
(中略)
この14日の地震は、北北西 - 南南東方向に張力軸を持つ、この地方で一般的な[71]「右横ずれ断層」型であり
(中略)
4月16日1時25分には、同じく熊本県熊本地方を震央とする震源の深さ12 km、Mj7.3、Mw7.0[4] の地震(本震)が発生  
(中略)
この地震は、南北方向に張力軸を持つ右横ずれ断層型(正断層成分を含む)の内陸地殻内地震であり、北東 - 南西方向に伸びる震源断層を持つと推定される[72][87]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E5%8C%97%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87

大阪府北部地震(おおさかふほくぶじしん)は、2018年(平成30年)6月18日7時58分39秒に、日本の大阪府北部を震源として発生した地震。 
(中略)
防災科学技術研究所によると、本震は西北西 - 東南東を圧縮面とする逆断層型。気象庁マグニチュード暫定値はMj6.1である[3]。
(中略)
その後の余震活動では地震活動域の全域で横ずれ断層型、北側で逆断層型というように混在した型の地震が発生している[7]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E8%83%86%E6%8C%AF%E6%9D%B1%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87

北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)は、2018年(平成30年)9月6日3時7分59.3秒
(中略)
地震のメカニズム
本地震の発震機構は東北東-西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、プレート内で発生した地震である[4]。

引用終了

 日照が期待できる朝7時~9時を日中とみなせば逆断層型地震は日中で発生している比率が高い事がわかります。
 では(死者は無かったものの)目立つ大きな地震で横ずれ断層であったにもかかわらず日中に発生したものはどれか?と言うと、次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E4%B8%AD%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87

鳥取県中部地震(とっとりけんちゅうぶじしん)は、2016年(平成28年)10月21日14時7分ごろに鳥取県の中部を震源として発生した地震である。
(中略)   
この地震は、西北西-東南東方向に圧力軸を持つ、北北西-南南東走向の左横ずれ断層型の地震で、地殻内で発生した地震であった[2]。

引用終了
 
 若干例外的な事例も有りますが、総じて「内陸型の横ずれ断層型地震は夜間早朝、逆断層型地震は日中に発生しやすい傾向がある」と言う事は上記のデータからも言える、と考えています。


仕組みとアプローチ -  トルコを震源とする大地震から考察 内陸型の横ずれ断層型地震は夜間早朝に発生しやすい傾向

2023-02-10 12:30:36 | 火山 地震 津波 
 今月6日に発生したトルコ・シリアの大地震は正式名称は現時点で「2023年ガズィアンテプ地震」とされているようです。
 トルコを震源とする大地震はわかっているだけでも多く、主なものは次の通りです。
 新しい地震の順に列記してあり、引用資料は8件ですが対象地震は7件です。

引用開始 8件(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88%E5%9C%B0%E9%9C%87_(1719%E5%B9%B4)

イズミット地震 (1719年)
(中略)
地震の種類 内陸地殻内地震、横ずれ断層型

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E5%9C%B0%E9%9C%87_(1939%E5%B9%B4)

エルジンジャン地震(エルジンジャンじしん)[2][3][4]は、1939年12月27日午前1時57分(現地時間)、トルコ東部エルズィンジャン県で発生したマグニチュード7.8の地震である。死者約3万3000人、負傷者約10万人、家屋損壊約11万7000件にのぼる、同国史上最も甚大な被害をもたらした震災であった[5][6]。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E5%9C%B0%E9%9C%87_(1992%E5%B9%B4)

エルジンジャン地震 (Erzincan earthquake) は、1992年3月13日20時18分頃に、トルコ東部のエルジンジャン付近で発生したマグニチュード (M) 6.8の地震である[3]。
(中略)
地震の種類 右横ずれ断層型[2]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88%E5%9C%B0%E9%9C%87_(1999%E5%B9%B4)

1999年のイズミット地震(別名「トルコ北西部地震」「トルコ・コジャエリ地震」等[注釈 1])は、1999年8月17日3時02分(EET、現地時間)に、トルコ北西部で発生したマグニチュード7.6の地震である。37秒もの間ゆれ続け[2]、1万7000人あまりが死亡し[3]、およそ60万人が家を喪うなど震源のコジャエリ県イズミット市を中心に甚大な損害をもたらした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E6%9D%B1%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87_(2011%E5%B9%B410%E6%9C%88)

トルコ東部地震(トルコとうぶじしん)は、2011年10月23日13時40分(UTC+3、EEST)ごろ、トルコ東部のイラン国境に近いヴァン県の県都ヴァン近郊で発生したマグニチュード7.1(USGS暫定値)[3]とされる地震である。

https://cais.gsi.go.jp/YOCHIREN/report/kaihou63/10-15.pdf

10-15 1999年トルコ・イズミット(コジャエリ)地震の地表地震断層の調査結果 ... いずれも東-西ないし東北東-西南西走向の右横ずれ断層である。

https://www.gsj.jp/hazards/earthquake/turkey111024/index.html

トルコ東部の地震 [2011年10月23日]
(中略)
今回の地震は、圧縮軸が南北を向く逆断層で、アラビアプレートが北上しているために起きたと思われます。 今回の震源の近くのトルコ・イラン国境付近では、1976年11月24日にもM7.3の地震(39.1°N 44.0°E)が起きており、3900人の犠牲者が出ています(USGS)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/2023%E5%B9%B4%E3%82%AC%E3%82%BA%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%97%E5%9C%B0%E9%9C%87

2023年ガズィアンテプ地震は、2023年2月6日にトルコ南東部のガズィアンテプ付近で発生した地震[6][7]。トルコにおいては、同日4時17分(日本時間10時17分)にガズィアンテプ付近で1回目の大きな地震(マグニチュード7.8)が発生し、同日13時24分(同19時24分)にカフラマンマラシュ県のエルビスタン地区で2回目の大きな地震(マグニチュード7.5)が発生[6]。トルコとシリアを中心に甚大な被害を及ぼし、2011年の東北地方太平洋沖地震以降で最多の死者を出した地震ないし自然災害となった[8][9]。
(中略)
地震の種類 内陸地殻内地震(直下型地震)
横ずれ断層型

引用終了

 個人的にと言う程度ではありますが、このデータに関する限り、次の傾向則を認識できました。
 結論から書きますと、それは、「内陸型の横ずれ断層型の大地震は夜間、早朝に発生している事、そして逆断層型の地震は日中に発生した」と言う事です。
 これが何を意味するのか? ですが、これも結論から書くと、「夜間、早朝は地表の温度が下がる為、地殻が収縮して横ずれ断層型地震が発生しやすく、反対に逆断層は地表温度が上昇している日中に発生した」 と言う事です。
 メカニズムとしては理にかなっていると考えていますがどうでしょう。
 

仕組みとアプローチ -  トルコでMw7.8の地震発生

2023-02-06 21:51:33 | 火山 地震 津波 
 本日、トルコでMw7.8の地震が発生しました。
 その後にも規模の大きい地震が発生しています。
 この地震以降に発生したMw5.5以上の地震は現時点で次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes&min_mag=5.5&min_intens=0&max_intens=8&view=1

2023-02-06 12:03:25.0 40.98 N 30.53 E 10 5.5 トルコ西部

2023-02-06 12:02:13.1 38.05 N 36.48 E 10 6.0 中央トルコ

2023-02-06 10:51:32.4 38.30 N 38.13 E 8 5.7 トルコ東部

2023-02-06 10:36:00.0 38.18 N 37.77 E 9 5.8 中央トルコ

2023-02-06 10:24:49.6 38.11 N 37.24 E 10 7.5 中央トルコ

2023-02-06 02:03:37.5 37.86 N 37.81 E 5 5.5 中央トルコ

2023-02-06 01:36:28.1 37.05 N 36.73 E 10 5.6 中央トルコ

2023-02-06 01:28:19.9 37.13 N 36.81 E 40 6.7 中央トルコ

2023-02-06 01:26:49.2 37.05 N 37.09 E 17 5.6 中央トルコ

2023-02-06 01:17:36.1 37.17 N 37.08 E 20 7.8 中央トルコ

引用終了

 最初に発生したものがMw7.8で最も大きいのですが、Mw7.5のものも発生しているのと、震源域が中央トルコに限らずトルコ東部、西部と言うように広域に渡っています。
 前回記事で今日の満月については年間最小満月である事や先月22日の年間最大新月(スーパームーン)で月の引力の影響がトリガーとなる地震が既に発生してしまった後である事などにより、今回は通常の満月よりは影響は少ないものと考えられる、一方、ストレスが貯められる限界ギリギリである場合には僅かなトリガーでも目立つ地震の発生は想定される旨を書いたわけですが、後者のパターンとなってしまったようです。
 震源が内陸で有る事と、震源の深さが浅いので被害や犠牲については当初から心配していたのですが、時々刻々ニュースで確認された内容によれば多くの被害と犠牲者となってしまい残念です。
 現在でも救助活動が続いている事と思われますが、救助活動中に二次災害となるような地震が発生しない事を祈るばかりです。
 
 

仕組みとアプローチ -  明日は満月 なのに目立つ地震が無い

2023-02-05 07:51:44 | 火山 地震 津波 
 明日は満月。そして今日は既に大潮。
 通常ならば地震は平均よりはやや多いはずなのに目立つ地震が無く、そして国内では2月3日 2時58分ごろに発生した宮城県沖を震源とするMj4.0 最大震度2の有感地震が2月3日を最後にその後は発生していません。
 地震は多くの要素の合算によるものと言う事は以前から何度も書いていますが、今回については次の要素を考えています。

 1.明日は満月とは言うものの、年間最小満月であり、月の引力の影響は平均的な満月の時よりかなり少ない。
 2.直前の新月が1月22日でこの時が年間最大新月だったので月の引力の影響で地震トリガーとなって発震してしまったケースが多く、既にストレスは解消されているものも多かった。
 3.太陽フレアは今月に入ってXクラスのものが発生していない為、太陽フレアがトリガーになるような地震はまだ発震に至っていない。
 4.それと地殻やプレート境界に貯まった大きなストレスが限界にまで達していない事が重なった。

 上記の他に有るかも知れませんが、簡単にわかる範囲では大体ですがこんな感じでしょうか。
 ただ4つ目の要素については、現時点でストレス発散の限界ギリギリなのも有るかも知れず、いつどこで目立つ地震が起きるのか?と言うはわかりません。
 次の新月は今月20日。
 年間最大新月に近い大きな方の新月ですので、それまでには何かしらの変化は有るでしょう。

仕組みとアプローチ -  ウクライナの戦地 戦車がどの程度有効なのか

2023-02-04 09:09:14 | 国防
 ウクライナとロシアの紛争ですが、ロシアの攻勢に対してウクライナは西側諸国が戦車を大量に供給すうるようです。
 特にドイツ製の戦車が多いようで、確かに戦車の中ではこのドイツ製のレオパルドが最も高性能なものの一つと言われているようです。
 こういうニュースが多い中で水を差すのも何ですが、今時戦車がそんなに有効かと言う点についてはあまり確信が持てない面が有ります。
 例えば戦車はかなり重たい為、走行などにかなりのエネルギーを使います。
 殆どは大出力のエンジンに頼っている以上、これらが空気を大量に取り入れてエンジン出力しているわけで、だとすると対戦するロシア側がその空気を遮断する、或いは空気中の酸素が減らすような戦法を採って来た場合には戦車が立ち往生に近い状態となるのかどうか、と思えて来るわけです。
 一方、確かに動画とかを見ると戦車が川を渡る時に水中を潜って渡り切っている場面も確認できますが、水中を走行する為の空気をエアタンクに貯めて対応している、とかバッテリーで対応してるとしても僅かな時間しかそれはできないとかしか考えられません。
 仮にそうである場合には、と言う場合に過ぎませんが、戦車を使うウクライナ軍に対して、火炎やガス爆弾、或いは水攻めなどで空気欠乏、酸欠などを仕掛けてくるロシア側からの攻撃をどう防ぐか?と言う事になるわけで、そうしたケースに対する対策がウクライナ側で既になされているならば戦車もある程度は有効かも知れません。
 ですが今の所、そうした対策を確認できるサイトとかを探しきれていません。
 対応策は秘密にしてる? 確かに手の内を明かしては戦闘にならないはずなのでそれも考えられなくもないのですが、一体どのような対策がなされているのでしょうか?