武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

階段を登る(作品紹介499)と クーラーとヒロクニさん

2018-09-02 17:07:43 | Weblog


この絵は、つい最近出来上がったもの。
絵の作風が統一されていないのが、ヒロクニ流なのか?

アトリエの描きかけの古い絵を整理していたらしく、ゴミ箱にどっさりと紙くずの山があった。
残すものと残さないものをより分けているらしい。
私が気に入っている絵もあるかも?と思うと、一緒にチェックできなかったことを悔しく思う。
ゴミ箱にある小さい作品を、拾って自分のものにしたときは、嬉しい。

何回もより分けをくぐって残っていた作品に、手を加えて出来上がったのがこの絵です。
(この絵は、マジックとアクリル絵具使用)

色が激しくて、驚いた。
階段を登っているような人物が描かれていて、絵の空間の構成が面白いなぁ~と。
やはり元気な感じが絵から伝わってくるので、不思議なもんだ!

当のヒロクニさんは、この夏はクーラーを入れて、なんとか制作の手を弛めず、続行。
そのかわり、クーラーが効き過ぎて寒くなると(私は快適なんですが・・・・・)、
「さほり、寒い・・・・」。
「さほり、寒い・・・・」。
「さほり、寒い・・・・」。
と、蚊のなくような声で言ってくる。
なんか、柱から顔を出して、「さほり、寒い・・・・」。と言われると、
別れ話を持ちだされた女性が、すがりつくような様子で、目がテンになりそう。
普通な感じで、言ってくれたらいいのに!と思う。
見たらクーラーの部屋でパンツ一枚である。
そりゃ寒いでしょう。
惨めな感じで「さほり、寒い・・・・」。という姿を見ると、「これが私の良人か・・・・」と、
ガックっときます。


しかし、出来上がっている絵は力強かったりするから、ほんと不思議!


絵の制作をしている傍らで、ヒロクニさんのかける音楽を聴いています。
「ファンキーなジャズを聴きたい」と言われた時に、同時に買ったCD。
こちら↓


私は、「ファンキーなジャズ」よりこちらが好きみたい。
Erroll Garner の easy to love。
ウッディ・アレンの映画を見ているようで、落ち着いた感じがいいみたい。
ニューヨークの街。秋のニューヨークの美しい映像が頭に浮かぶ。
独特のあのシニカルなジョーク。いつもクスクス笑って観た記憶がある。

ヒロクニさんとも一緒に観ようと思い勧めたが、ヒロクニさんには面白みが分からないらしく、
何処かへ行ってしまう。「カイロ紫のバラ」も好きな映画だが、男が妻に「早く飯作れ!」というシーンで、
「嫌な男だねぇ~」。と言っただけ。
自分も私に時々似たようなこと言っているのになぁ~????と不思議。変なヤツ。

僕も映画をさほりに勧めるぞ!と勧められて見たのは、西部劇でした。
西部劇は、名画がたくさんあり楽しめました。
西部劇は、ヒロクニさんの真髄であったようで、健康的な一面を知り、意外な感じがした。
暮らしていて、意外性もありなんか面白い人です。


音楽を聴きながら、マットを編んでいました。
残り糸でいつも縞模様をするしか考えなかったのですが、初めてデザインと色を
考えてから作りました。ヒロクニさんに好評です。


十字模様が1つ抜けているのは、茶色系の刺繍糸がなくなってしまい、
代用できそうな色を思いつかなかったから。
茶色の糸を買ったら、チェーンステッチで6本どりにして刺したら完成。

下田直子さんの編み物から、ヒントを得て刺繍をしました。



コメント
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