実りの秋

庭にある大きな柿の木に、実りの秋が来ました。


引っ越して来た時は、柿の木にあまり感心がなく柿がなるんだ。と思ったぐらいでしたが、近所の方から、「ここの柿はおいしいんだよ。」と言われ、ふ～んと思い、柿を収穫する事にしました。食べてみると、なかなかおいしい。その上、市販の柿より重たい。たくさん獲れるので、家を貸してくださってる大家さんに送り、近所の人に配るのが、秋の行事となっています。
大家さんが、パプアニューギニアの民族から直接交換した、ユニークでプリミティーブな品々を虫干しに来られた時に、柿の木についてうかがいました。この柿の木は、この家に住まれていた大家さんのお父様が、苗を丹念に選んで植えた柿の木で、自慢の柿だったそう。住まれていたご夫婦とも、学歴も高く、敬虔なクリスチャンで、とても優しい御夫婦だったことを、近所の人から知った。この家に住んでいると、それが伝わってくる。つつましい愛のようなものと言ったらいいだろうか？この家にも感謝の気持ちが湧く。そっと大事な事を教えてくれているようで。


収穫した柿。葉っぱ付き。
いろんな人に配った。素直に自然の恵に感謝です。

（獲り終わったあとに、ヨン様の大王四神器を見たせいか、高枝バサミを振り回し、戦をやってるまねして近所の人に危ないと言われてしまった。大人げないと反省。柿を獲ってるうちに興奮してたのだろうか。恥ずかしい。）