岡崎→横浜→金沢にやってきました

愛知県岡崎市から横浜を経由して、2023年に金沢にやってきました。主にロードバイクとグルメの話題をつぶやきます。

淡路島一周 (2)

2010-06-01 23:17:05 | 自転車ロングライド

しっかりと下調べをしていなかったため、淡路島の坂道についてよく知りませんでした。
淡路島の南は坂道が多いのですね。
坂は1つしか無いと勘違いしていたのでした。実際は昼食までに勾配10%前後の坂道を断続的に3つ経験することになりました。

一つ目の坂は少しきつかったですが、無事に乗り切りました。
下る途中で謎のパラダイスが出現し、上の子が喜んで写真を撮っていました。

その後海岸線を走ります。すばらしい海の景色が広がっています。

途中で自販機を見つけたので水分補給です。
洲本から福良までの40キロはコンビニが無いので要注意です。

また海岸線を走りますが、逆風のためきつかったです。ここではサポートカー付きの若いローディさん達に抜かされました。

しばらく走るとまた坂道になりました。
妻と子供は聞いていなかった坂道の出現にすこし嫌気が出たみたいです。疲れも出てきたようです。
ここで小口径の自転車に乗った初老の方に出会いました。上り坂は自転車を押して上がり、それ以外は自転車に乗って進まれているようです。なかなかの良いペースで、このあと終盤まで抜きつ抜かれつを繰り返すことになりました。楽しい自転車旅行を満喫されているのでしょう。

少し走ると三つ目の坂が出現です。

妻と子供達はうんざりして坂道の一部は押して上がったそうです。
私の方は、淡路島一周を「アウター縛り」で走るつもりでした。つまり前のギアを重いのにして、足に負荷をかけることで脚力アップのトレーニングをするつもりだったのです。
一つ目と二つ目の坂道は大丈夫でしたが、三つ目の坂道を上り切ったところで左足の太もも後ろ側の筋肉がつりかけました。他の三人が上ってくるまでストレッチをして、何とか走り続けることができそうでしたが、子供の状態を考えても夕暮れまでに岩屋に帰り着くことができるか不安が出てきました。
福良に向かって進む下の子

午後の1時をまわって何とか福良のローソンまでたどり着きました。
フェリーで一緒だったローディさんや、南の海岸沿いの道で抜かされたサポートカー付きのローディさんたちとも再会しました。しばらくすると小口径のおじさんもやってこられました。
ここで弁当を買って食べましたが、日陰のない炎天下のため子供もグロッキー気味でした。

少し場所を移動して、うずしおドームなないろ館の屋内で休憩しました。
すると、出発した頃に出会った若いローディさん達もここで休憩をとっていました。

しばらく休憩して、何とか大丈夫だと言うので出発します。
道の駅に行くのは断念しました。
午後2時をまわっていました。残り80キロです。
疲れ具合からして平均速度は20キロくらいしか出ないはずです。それと途中の休憩に1時間は見ないといけません。計算だと7時過ぎることになります。

夜間走行の覚悟をしながら何とか暗くなる前に岩屋に到着できることを目標に走り出しました。

県道25号線に出ると、さっき再会した若いローディさん達と合流することになりました。彼らは、「早い」「中くらい」「遅い」の3グループくらいに分かれて走っているようです。
私は他の家族と離れて中くらいのグループの後ろを走り、妻と子供は遅いグループの後ろを走ることになりました。

道の駅うずしおに向かう道と岩屋に向かう道の分岐点でお兄さん達と別れました。彼らは道の駅に行かれたみたいです。私たちは25号線を岩屋に向かいます。

子供達の疲労はまだまだ抜けないみたいで、こまめに休憩をとります。
小口径のおじさんとフェリーで一緒だったローディさんと抜きつ抜かれつを繰り返します。小口径おじさんの体力には脱帽です。

津井というところで道が分からなくなって地図を見ていたら車に乗ったおじさんが教えてくれました。ありがたいです。
妻と子供を先に行かせて地図をリュックにしまっていると、またさっきのお兄さんローディさんたちが前を通過していきました。私も後を追います。

妻と子供は200メートルくらい先の坂道を上っています。「早い」人が追い抜かすのが見えますが、私の前の「遅い」グループのスピードが上がってくれません。仕方ないので立ちこぎして抜かせてもらいました。
彼らは少し先のローソンで休憩されたみたいです。「早い」と「遅い」の速度差が大きいので、ペースを合わせるのが大変そうです。

私たちは先に進みます。しばらく進むと、また「早い」人が追い抜いていきました。その後しばらくして「中くらい」の人が私たちの前に出ますが、逆にペースダウンになってしまいます。抜こうかどうしようかと思っていると、彼らは群家のローソンで休憩を取られました。これで彼らとはお別れでした。

日も傾いてきて涼しくなってきたからでしょうか、子供達もだんだんと元気になってきました。
ペースも上がります。30キロ以上のスピードで進みます。
そして室津のファミリーマートで最後の休憩です。

残り20キロを切っています。この調子なら夜にはならないでしょう。最後の一頑張りです。岩屋に向かって進みます。途中で小口径のおじさんをパスします。

残りもわずかですが、なんと上の子のタイヤがパンクしてしまいました。焦りながらチューブ交換します。

そして再出発。さすがに30キロを維持するのが難しくなってきますが、海岸線に出てしばらく走ると海の上にたこフェリーの姿が見えて嬉しくなりました。
あと少しです

ここでフェリーで一緒だったローディさんをパスします。
やがて明石大橋が見えてきて、それをくぐるとあっという間に岩屋港に到着です。6時前でした。
色々トラブルがありましたが、何とか完走できました。

走行距離:160キロ

走行時間:6時間47分

平均速度:23.6キロ

乗客が多かったですが、何とか6時10分発のフェリーに乗れました。
明石に着いて自転車を車に乗せて食事をしました。
その後高速で岡崎へ。途中渋滞をいくつか乗り越え、11時半に岡崎到着です。

反省点:淡路島を甘く見ていました。それと、道順をもっと頭に入れておくべきでした。家族の集合写真を撮るのを忘れました。

感想:しまなみ海道より楽(妻と上の子)。しまなみ海道より辛かった(私と下の子)。子供達は地図を見て、「淡路島って大きいね。よく自転車で一周できたね」

残すは琵琶湖一周180キロです。6月は他の予定もあるし、夏は暑くて体力的に厳しいと思うので、秋に挑戦予定です。