マリス・ヤンソンスさんがお亡くなりになりました。
京都にいるときに聴きに行ったなと思って調べたら、1986年のレニングラードフィルと1992年のサンクトペテルブルクフィルで指揮したときでした。
レニングラードフィルの時はチャイコフスキーを聴いて、ロシアの音楽というのはこうなのかと感動したのを覚えています。
そしてサンクトペテルブルクの時はショスタコーヴィチを聴いて、明るくてきれいな演奏だなと思いました。でも、ロシアくささを期待していたので少しだけがっかりしました(演奏は素晴らしかったです)。
このためなのか、サンクトペテルブルクという名前よりもレニングラードの方が「古くて良いもの」という漠然とした印象を持っています。
というわけで、名前と言うのはとても大切だと思うわけです。
で、本日はアン・プチ・パケのケーキ「アン・プチ・パケ」をいただきました。
店名そのままのケーキです。店主のいろいろな想いがこもったケーキということでしょう。
クリームとかのデコレーションはありません。とても素朴な感じのケーキです。
しかし、これが絶品でした。
周りはサクサクで中はしっとりしていて、食べると口の中で溶けていくような感じです。
そして最後に香ばしさが口に残ります。とても美味しかったです。
さすがに店名がついているだけありますね。
このケーキを食べて、「アン・プチ・パケ」の名前はとても素敵な響きに感じられるようになりました。
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