タマちゃんのスケッチブック

日々の暮らしの中で見つけたもの、感じたものをスケッチにして明るく元気に人生を楽しんでいます。

魔法のランプ

2007年05月18日 | 静物
ランプの芯を替え
ガラスの筒をみがき
マッチで灯りをつけると
部屋の中がパッと明るくなる
魔法のランプ

頭の隅に刻まれている
灯油と煤で汚れた手
あれはいつの
あの手は誰の
眺めていたのはたしか…

灯の影に隠れはじめた
ランプ磨きのほのかな記憶


ライフビジョン5月号 おとなの絵本に掲載。

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2 コメント

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魔法のランプ (かつひこ)
2007-05-18 21:17:28
ランプの芯を替え、ガラスの筒をみがき、
マッチで灯りをつける。
なんと懐かしい光景でしょう。
私の50年余前の毎日の日課

家の中にランプは一つ
家族が寝るとランプを一人占め
机の上に置いて、教科書やノートを広げる。

冬の夜は、オホーツクの流氷のきしむ音を聞き、
将来を夢見た私、今は定年後の生活を送っている。

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勉強家でしたね (タマちゃん)
2007-05-18 23:06:10
かつひこさん
ランプの灯りの下で
すごく勉強していたんですね。
流氷のきしむ音って
かつひこさんは北海道のご出身でしたっけ・・・
ホント、提灯にタイマツ
ローソクにカンテラ
忘れかけた言葉を思い出します。

このランプは北海道、開拓の村で
スケッチしたものです。
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