集中講義で文学と翻訳の話を聞いていたのですが、翻訳実践の宿題でこんな文章がありました。
군용항구의 콜타르처럼 꺼멓게 엉기는 액체를 긴 나무적가락으로 휘젓고 있는 아버지는 영락없이 중세의 연금술사였다.
(お父さんが家で漢方薬を煎じている場面です)
ここで、問題になったのが、긴 나무적가락 という一言。
韓国語で 젓가락 というと普通は金属なのでわざわざこう書いているわけですね。
で、나무적가락 というとふつう「割り箸」を差すそうですが、ここではどうも違うようです。
私は「菜箸」にしたんですけど、それではまずいらしい。
韓国語の風景の中にいきなり日本語としてこなれすぎた「菜箸」が入ると、「そのとたんに錬金術師が割烹着を着てしまうでしょう」って。
なるほど~。なんか、わかります。
こういうのが言葉のマジックで本当におもしろいと思います。
そして宿題をもらって帰ってきました。
年を越える前に宿題終わらせたいわ~。
군용항구의 콜타르처럼 꺼멓게 엉기는 액체를 긴 나무적가락으로 휘젓고 있는 아버지는 영락없이 중세의 연금술사였다.
(お父さんが家で漢方薬を煎じている場面です)
ここで、問題になったのが、긴 나무적가락 という一言。
韓国語で 젓가락 というと普通は金属なのでわざわざこう書いているわけですね。
で、나무적가락 というとふつう「割り箸」を差すそうですが、ここではどうも違うようです。
私は「菜箸」にしたんですけど、それではまずいらしい。
韓国語の風景の中にいきなり日本語としてこなれすぎた「菜箸」が入ると、「そのとたんに錬金術師が割烹着を着てしまうでしょう」って。
なるほど~。なんか、わかります。
こういうのが言葉のマジックで本当におもしろいと思います。
そして宿題をもらって帰ってきました。
年を越える前に宿題終わらせたいわ~。