田中雄二の「映画の王様」

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セルゲイ・エイゼンシュタイン生誕120周年

2018-01-23 09:07:43 | 映画いろいろ

 昨日のGoogleの扉絵?は「セルゲイ・エイゼンシュタイン生誕120周年」だった。



 エイゼンシュタインはソ連(ロシア)出身の映画監督。『戦艦ポチョムキン』(25)の「オデッサの階段」のシーンなど、モンタージュ(視点の異なる複数のカットを組み合わせて表現する)理論の実践者として、映画史にその名を残す。そのシーンについては、ブライアン・デ・パルマが『アンタッチャブル』(87)で見事な“パクリ”を見せた。



 学生の頃、映画史を勉強する感覚で、岩崎昶の『映画の理論』(岩波新書)や、杉山平一の『映画芸術への招待』(講談社現代新書)でエイゼンシュタインについて読み、高田馬場にあったACTミニ・シアターや新宿アートビレッジで彼の映画を見た。今ならYouTubeですぐに映像が見られるが、昔はそんな感じだったのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=AUFGJ0KQkdE

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