田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

「TOHOシネマズ 日劇」閉館

2018-01-25 12:44:57 | 映画いろいろ

 「TOHOシネマズ日比谷」のオープンに伴い、マリオン内の「TOHOシネマズ 日劇」が閉館となる。跡地は多目的ホールとプラネタリウムになるという。



 日劇の跡地に有楽町マリオンができたのは1984年。日劇の円型を生かしながら作られた銀色に輝くビルは、バブルの前兆を象徴するような豪華さだったが、すぐにゴジラの標的になったのには笑った。

 東宝系の映画館は3つ。松竹系の「丸の内ピカデリー1、2」と合わせてシネコンの走りだったと言えないこともない。試写で映画を見させてもらうようになる前は、結構通っていたなあ。

日本劇場(日劇1)…大作ロードショー館
 『ゴースト・バスターズ』(84)、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)、『植村直己物語』(86)、『ベスト・キッド2』(86)、『アンタッチャブル』(87)、『ニューヨーク東8番街の奇跡』(87)、『タッカー』(88)、『オールウェイズ』(89)、『ゴースト/ニューヨークの幻』(90)、『トータル・リコール』(90)、『ゴッドファーザーPART3』(90)、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(91)、『ターミネーター2』(91)、『ケープ・フィアー』(91)、『シティ・オブ・ジョイ』(92)、『フック』(92)、『ジュラシック・パーク』(93)、『ミセス・ダウト』(93)、『メジャーリーグ2』(94)

日劇東宝(日劇2)…東宝映画の一番館
 『ゴジラ』(84)、『竹取物語』(87)、『快盗ルビー』(88)、『あ・うん』(89)、『ゴジラVSキングギドラ』(91)、『ゴジラVSモスラ』(92)、『まあだだよ』(93)、『ゴジラVSメカゴジラ』(83)、『四十七人の刺客』(94)、『ジャッジ・ドレッド』(*95)、『ドラえもんのび太の宇宙漂流記ほか』(99)

日劇プラザ(日劇3)…ちょっと渋めのロードショー館
 『愛と哀しみの果て』(85)、『ハスラー2』(86)、『ハリーとヘンダソン一家』(87)、『ロジャー・ラビット』(88)、『裸の銃を持つ男』(88)、『ファミリー・ビジネス』(89)、『ロボコップ2』(90)、『キンダガートン・コップ』(90)、『バックドラフト』(91)、『心の旅』(91)、『フォー・ザ・ボーイズ』(91)、『エイリアン3』(92)、『ドラキュラ』(92)、『ホットショット2』(93)、『ザ・シークレットサービス』(93)

こうした看板なども、何年か後には、皆懐かしいものになるのか…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする