田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『決断』(58)

2019-11-04 20:16:06 | 復刻シネマライブラリー
 東京国際映画祭の一環として、日比谷ステップ広場で開催された屋外上映会に。大きなスクリーンで昔の映画を見るのは格別。とは言え、3本立てだったが、さすがに寒かったので未見だったこれ1本で退散した。
 
  
 
 “ハングマン(死刑執行人=原題)"の異名を持つ連邦保安官補のボバード(ロバート・テイラー)は、強盗殺人犯の一人ジョニー・バタフィールドが、ノース・クリークの町に隠れているという情報を得る。
 
 ジョニーの仲間はすでに処刑されており、ただ一人生き残っている共犯者も近いうちに処刑されることになっていた。この男が死ぬと有罪を説明する者がいなくなるので、ボバードは1日も早くジョニーを探し出さなければならなかった。ボバードは町に向かう前に、ジョニーを知るシーラ(ティナ・ルイーズ)のもとを訪れ、証人としてノース・クリークまで同行を求めるが…。
 
 名を替え、町で人気者になったジョニーを、人のいい保安官(フェス・パーカー)をはじめ、町民が総出でかばい、逆に法の番人のボバードが憎まれ役になる、というユニークな展開を見せる異色西部劇。ひねりが効いていてなかなか面白かった。なぜ「決断」という邦題になったのかはラストで分かる。監督はマイケル・カーティス。
 
パンフレット(59・外国映画出版社)の主な内容
解説/物語/西部劇の背景/この映画を綴る人々ロバート・テイラー、ティナ・ルイズ、フェス・パーカー、監督マイケル・カーティス
 
屋外上映会『決断』『七人の無頼漢』『大砂塵』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/33c99fe5149d22e576860c0f033a88f0
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【ほぼ週刊映画コラム】『キューブリックに愛された男』『キューブリックに魅せられた男』

2019-11-04 07:10:47 | ほぼ週刊映画コラム
エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』
今週は
映画製作の裏側にあるものを描いた
『キューブリックに愛された男』『キューブリックに魅せられた男』

 
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