共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』
今週は
大作にはない味わいが楽しめる小品映画『MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』『向田理髪店』
詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1353855
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『アムステルダム』(2022.10.12.ディズニー試写室)
第1次世界大戦下のフランスの戦地で知り合い、終戦後にオランダのアムステルダムで一緒の時を過ごし、親友となったバート(クリスチャン・ベール)とハロルド(ジョン・デビッド・ワシントン)とヴァレリー(マーゴット・ロビー)。3人は「何があってもお互いを守り合う」と誓い合い、固い友情で結ばれていた。
12年後、1930年代のニューヨーク。バートとハロルドがひょんなことから殺人事件に巻き込まれ、容疑者にされてしまう。ぬれ衣を着せられた彼らは、疑いを晴らすためにある作戦を思いつき、ヴァレリーと合流するが、自分たちが巨大な陰謀に巻き込まれたことを知ることになる。
デビッド・O・ラッセル監督の7年ぶりの新作。「まさかの実話を描いた」がうたい文句だった『アメリカン・ハッスル』(13)同様、今回も史実とフィクションを融合させた、あるグルーブによる“だまし映画”になっている。
ところが、もっと面白くなるはずなのに、くねくねと蛇行するような展開が続き、テンポも悪いから、いま一つ乗り切れない。その上、多弁で説明が多いから時間も長くなる。ここらあたりも『アメリカン・ハッスル』と同じだ。
思うに、ラッセルという人は、アイデアや目の付け所はいいのだが、それを消化し切れず、ストーリーテラーとしては芳しくない気がする。
元将軍に扮したロバート・デ・ニーロが貫禄のあるところを示す。どうやら彼とラッセルの相性はいいようだ。
『アムステルダム』クリスチャン・ベールやマーゴット・ロビーが証言
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e751fe843480aa534c8ca3ef21976864
『アメリカン・ハッスル』
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/308673
『世界にひとつのプレイブック』
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/31583
『世界にひとつのプレイブック』来日イベント
https://tvfan.kyodo.co.jp/news/29344