「ロッキー」シリーズで、主人公ロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)のライバルとなる元世界王者のアポロ・クリードを演じたカール・ウェザース。
アポロの存在なくして、ロッキーの1から4は語れない。最初のタイトルマッチではロッキーを見下していたが、2ではリターンマッチに敗れてチャンピオンの座から降り、3ではクラバー・ラング(ミスター・T)に敗れたロッキーのコーチとなり、親友となる。そして4では、ロッキーの制止を振り切ってソ連のイワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)と闘い、リング上で死を迎える。
そして、ロッキーを引き継いだ「クリード」シリーズの主人公アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)は彼の息子だ。つまり、アポロは、ロッキーの陰となってシリーズを支えた重要な登場人物の一人ということになる。
ロッキーとのファイトシーンはもちろん、演じたウェザースの好演があったからこそ、シリーズの中でアポロの存在が変化し、大きくなっていったのだろう。
『ロッキー』
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『ロッキー2』
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『ロッキー3』
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『ロッキー4/炎の友情』
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