京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

洛東 真如堂

2008-12-02 01:06:30 |  京都散策
11月23日(日)①

3連休の真ん中、23日は、秋晴れのいいお天気。
主人と、紅葉を見ながら歩いてみようかということになりました。

どこも人でいっぱいだろうな~と穴場を選んだつもりの真如堂。
2~3年前までは、
「こんなに綺麗なところ、どうして空いているんやろうね。。」
と言っていたのに、今日は、とんでもない。。

朝から人がいっぱいで。。
もう、ここも穴場ではなくなってしまったようです。

洛東 真如堂

真如堂は、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。



紅葉は、ちょうど見頃かな~。



赤,黄、朱色。。それに緑も混ざり合って
さまざまな色合いの紅葉を楽しませてくれます。



「うわ~、綺麗~
至る所からそんな声が聞こえ、皆さん笑顔、笑顔。
やっぱり綺麗なものを見ると人は幸せになるんですよね~。



応仁の乱(1467年)の戦火で消失した堂塔は、
元禄6年(1693年)に再建されたそう。。



燃えるように赤いもみじが、ひときわ一目を惹いていました。



真如堂は普通に拝観して、境内を見るだけなら無料です。
でも、本堂から中に入って、渡り廊下を渡り、
御本尊をお参りしたり、枯山水庭園「涅槃の庭」を見るには
拝観料がかかります。

紅葉を楽しむだけなら、境内だけでも充分かな~。
でも、私たちは一度も中まで入ったことがなかったので
今日は、中に入ってみる事に。



比叡山、東山を借景にした枯山水庭園「涅槃の庭」です。
涅槃(ねはん)とはお釈迦様の死を意味していて、

この涅槃の庭は、お釈迦様が頭を北に横たわり、
その回りを弟子達が囲んで嘆き悲しんでいる様子を
石によって表現しているんだとか。。

奥の石が横たわるお釈迦様を表し、
その前の小石が弟子達だそうです。



枯山水庭園横、紅葉が綺麗に色付き、
静かで、凛とした空間に色合いを添えていました。



真如堂本坊の御本尊さまは、阿弥陀如来を中央に
向かって左に千手観音、右に不動明王がまつられています。

左手の不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)様の御利益は
「病気に罹らない。」「仕事がうまくいく。」「財産がたまる。」の他に、
なんと。。「美しくなる。」もあるそうで。。

もちろん、お賽銭を上げてしっかりとお願いしてきましたが。。
果たしてご利益のほどはいかに。。


真如堂・本坊のお部屋。

こちらは本坊のお庭。
ここの紅葉もすばらしかったです。



さて、本坊を出て、もう一度境内のもみじを。



錦絵のような、



美しいもみじの数々。。



その美しさを堪能して、東参道から



真如堂をあとにしました。

さて、これから、昼食に行きます。
お目当ては、銀閣寺道南西角のギャラリー&カフェ滝さんです。

さて、もう少し頑張って歩こうっと。。

銀閣寺道南西角のギャラリー&カフェ滝さんへ続きます。)
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