京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

19バリ島 スパにてシロダーラ

2009-07-10 13:51:20 | 海外旅行2009 7月バリ島
旅の目次はこちら 
1デンパサール空港へ 2バリ・ハイアット 3ゴアカジャ・アルマ美術館
4ウブド観光  5ザワルン・ライステラス 6ケチャックダンス  7プール・浜辺
8ザ・スパ・バリハイアット  9タマンアユン寺院 10タナロット寺院
11メリディアンホテルディナー 12バジュラ・サンディ寺院 13植物園
14スミニャック 15DFS 16バロンダンス 17キンタマーニ高原
18ティルタ・ウンプル寺 19シロダーラ 20バリ島から帰国思い出

旅の行程はこちら   ただいま、帰ってきました。


ヌサドゥアのスパへ

ウブドのまだ北にあるティルタ・ウンプル寺から、
どこのスパに行くのかと思ったら、
なんと、デンパサールを越えて、ヌサドゥアにあるスパへ
行くことになっていました。





地理的なことがよくわかっていなかったので、
ガイドさんの言われるままにOKをしたのですが、遠い。。

もちろん空港のあるデンパサールまで戻らなくてはいけないものの
まだ、そこからヌサドゥアまでは、普通に行って2~30分ほどかかるそう。。
しかも、時間帯が悪かったのか渋滞してます。。


ヌサドゥアは、大型ホテルの建ち並ぶ高級リゾートエリアでは
あるらしいのですが。。
できれば、デンパサールのスパにしてほしかったかな。。


道端の、スイカ売りの女の人もそろそろ店じまい。。いや、まだ早いかな。。




朝、凧あげ大会に行った若者たちも、帰ってきているようです。





「Baliwis Spa」


そして、ようやくヌサドゥアにある「Baliwis Spa」へ着きました。
時間は、5時半ごろ。。



スパは、バリ建築風の建物で、





綺麗なお姉さんが、笑顔で私達を迎えてくれました。





実は、私。。バリのエステで、一つ体験したいことがありました。

それは、アーユルヴェーダシロダーラ。
一種の瞑想状態をもたらしてくれるとまで言われる
このトリートメントととはいかなるものか。。試してみたかったのです。

主人はどっちでもよかったみたいなのですが、
とりあえず、話のネタにお付き合いするかということで。。





受付でシロダーラ(ボディートリートメント付き・2時間コース)
を申し込む時に、お二人いっしょに受けていただきますねと言われ、
何にも考えずに、素直に、はいと答えました。


そして、更衣室へ。
外観は結構アジアンチックで、素敵なこのスパ。

更衣室は。。なんというか、日本で言うと
非常に古い、安い日帰り温泉の更衣室といったかんじ。。

スチール製の棚に置いてある、バスタオルや、着替えも
洗濯し尽くした感じなのです。

う~ん。。。ちょっとがっかりした感じで、更衣室を出ていくと
主人と、担当の女性二人が私を待っていてくれました。





ボディーアロマトリートメント

ま、でも、気を取り直して、さぁ、まずは1時間ほどの
ボディーアロマトリートメントです。



と。。。


なんと。。


部屋が主人といっしょだったのです。
お二人いっしょにとはそういう意味やったんや。。


でも、カーテンくらいは。。と探してみてもありません。

「うそ。。え~。。。」




とまどう私に、担当の女性は笑顔で
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。。」とたどたどしい日本語。

どこが大丈夫なんや~。。と思いつつ、すでにパンツ一枚で
うつぶせに寝ている主人に、

「絶対に、見んといてや。。。」と私。

「わかった。。」と、うつぶせ姿の主人。


30分ほど背中や足のオイルトリートメントの後、
ほぼ同じタイミングで、今度は表向きに。。
う。。。どうしよう。。


でも、ちゃんと主人は私と反対の方向きの回転で、
上向きなってくれました。よかった~。

そして、そのあとまた30分ほどトリートメントが続き

いよいよ、アーユルヴェーダシロダーラです。


アーユルヴェーダシロダーラ


アーユルヴェーダシロダーラは脳のマッサージと呼ばれ、
額の中で、一番敏感な部分、
チャクラ(第三の目と呼ばれる心と精神を制御するツボ)に、
一定量・一定温のオイルを垂らし続けるものです。

薄い布を体にかけてもらって、額にとろっとしたオイルが
細く、静かに流れ始めました。





これは、確かにとっても気持ち良くて、
不思議な感覚で、癒されていきます。
私は、心地よさで思わず眠ってしまうほど。。

でも、あとで、主人に聞くと、

「なんなん。。シロダラーって。。?
あんな、たらたらしたん。。
もう、早う、終わってほしかった。。」
 


。。。そうです。


シャワー


そして、その後がまた、大変。

オイルが頭にかかっているので、シャワー室でシャワーするのですが
それが、また、二人いっしょに。。だったのです。

主人が先にシャワー室に入って、さぁ、どうぞ奥様も。。と、
私の布を取ろうとします。


ノー、ノーと言っても、
また例の「だいじょうぶ、だいじょうぶ。。」


その日本語しか知らんのとちがう。。?と思いながら、


「い~え、い~え、私は主人の後でいいですから。。」と言いながら、

布を体に巻きつけて頑張っていたら、


「わかりました、では、隣のシャワー室へどうぞ。」


なんや。。 隣があいているなら、初めから
別々にしてくれたらええのに。。


でも、最初に、お二人いっしょに。。と言われた時に、
何も考えずに「はい。」と言ったのは、私なので、
大きな声では文句も言えませんが。。。


私。。二人でいっしょの同じものを受ける。。という意味に
とっちゃったんですよね。。


若いカップルや、新婚さんにはいっしょもいいでしょうが、
熟年夫婦には、かなりきついものがありますよね~。。


今後行かれる方は、ぜひぜひお気を付け下さいませ。



ロティー・ボーイ


さて、デンパサールへ戻ってきて、お腹も減り、
DFS横のディスカバリーモールにあるロティー・ボーイへ
パンを買いに行きました。

ロティボーイは、元々マレーシアで人気が出て、
その後、シンガポール、インドネシア、バンコク、韓国と
進出してきたパン屋さんだそうです。



 DFSからディスカバリーモールまで近道を。。


「世界で一番おいしいパン」と言われているとか。。
ぜひぜひ、ここのパンが食べたい。。と言っていたら、
サンティマンさんが、ロティー・ボーイまで案内してくれました。



                  ディスカバリーモール

ここのパンは、外はカリカリ、中はふっくら。
目の前で焼かれている焼きたてのパンを持って帰ることができます。

お店には、パンを求めて5~6人並んでられます。
でもこれは、すごく少なくて今日はラッキーだそうです。
楽しみ、楽しみ。。




ところが。。
ちょうどパンが、私達の一人前でなくなって。。
焼き上がるまで、5分待ちだそう。。 ちょっとショック。。


「で。。、このパン、いったいいくらなんやろう。。」


値段も知らず並んでいたことに気付いて、独り言を言ったら、

私の前に並んでいた地元の青年、私の日本語を聞いて、

「6500ルピアですよ。(=65円)」と、教えてくれました。

「あと、5分待て下さい」とも。。言ってくれます。

バリの人って、日本語を話す人、話そうと勉強してくれている人が
多くて、嬉しくなってしまいます。
ほんと、ありがとう~。


レジの前に並んでいると、すっごくいい匂いが漂ってきて。。
長い、長い5分間が、
なんか嬉しい、待ち遠しい5分間になりました。


そして。。焼きたてほやほやのパンは、最高においしい~。

表面はカリっとしていてコーヒーキャラメルの甘い香り。
中は、ふわふわ、もっちりの生地の中にメイプルシロップバターが。




サンティマンさんと運転手さんの分も買って、あつあつをプレゼント。

多めに買って、日本に帰って母にもあげましたが、
すっごくおいしかったらしくて、

「こんなパンが日本にあればね。。」と喜んでくれました。


寿司 海斗


そして、夕御飯は、お寿司。
もうすぐ日本に帰るのに、なぜか主人はお寿司が食べたくなったようです。





主人のにぎりと。。





私の海鮮ちらし寿司。。





どちらも、日本で食べるのと変わらないくらい美味しかったです。
やっぱり、和食はいいね~、とほっとします。

ただ、お吸い物は。。お吸い物ではなくスープでしたが。。


さてさて、長く続いたバリ旅行記も、あと1回を残すのみと
なりました。
なんとか、7月中に終われそうでほっとしています。





    (20バリ島 帰国編 関空へと続きます。)





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