旅の始まりはこちら 山陰の旅1 寒波の中を
鳥取港近くの「かろいち」へ向かう途中、
私や母の危惧は当たり、どんどん雪が増えていきました。
途中、道横で雪の中に突っ込んで動けなくなった車や、
追突事故をおこしている車、
車から降りてみなさん困ってられるのですが、
こちらも、前の車のつけたタイヤ痕の跡を、
慎重に、ゆっくりと運転するだけでせいいっぱい
途中で停まることもできず、助けようもないのです。。
必死で運転の主人と弟、
はらはらドキドキの私と母、
気持ち良さそうに熟睡中の若者4人を乗せた車は、
途中、シャーベット状の雪の上を走ってガタガタガタガタ車が揺れたり、
タイヤがスリップして、ひやっとしながらも、
ようやく鳥取港「かろいち」の近くまでやってきました。
かろいちへの途中の雪道
ほっとしたのもつかの間、私達の目の前で、
軽自動車がくるっと180度回転して、
まるでカーアクションを見ているよう。。
軽自動車はぶつかる事もなく無事でしたが、
中の人は、どんなにか怖かった事でしょうね。
鳥取港 「かろいち」
「かろいち」に着いて、
母ができるだけ雪道を歩かないですむようにと、
建物の横にあるドアの前に車を停めました。
でも、なんだか妙に静かな様子で、開いているのかどうか。。
弟が確かめに行ったら、
「あかん。。鍵がかかってるわ。。」
え。。。ここまで来て。。お休み?と全員を脱力感が襲います。
でも、結構車があったし、正面玄関は開いているかも。。と
行ってみることに。。
他のバスツアーの方も来られていて、
やっぱり、正面玄関は開いていました。よかったね。
でも、たくさんある魚料理のお店は軒並みお休みで。。
うそやろう。。。
お土産屋さんもあいていません。。
でも、一軒だけ、一軒だけ、お店が開いていたんです。
市場料理の賀露幸さんです。
市場料理の賀露幸
市場料理の賀露幸さん、もう、本当に救いの神です。
ここまで、雪道を怖い思いをしながら来たのに、
どこも開いていなかったら、泣くに泣けません。
みんなほっとして、賀露幸さんの暖かい席に着きました。
弟の話では、このお店も普通の時だったら並ばないと
なかなか入れないお店だそうで、
じゃ、並ばずにすっと入れたんやしラッキーやったね~。
母は焼き魚定食、姪っ子の一人が天ぷら定食以外、
みんなはお正月メニューのあけおめ丼定食、
お味噌汁のかに汁へグレードアップバージョンです。
母の頼んだ焼き魚も、さすが、すっごく美味しかったです。
ついていたお刺身もトロなんですよ~。
そして、これが「あけおめ丼」
鮪、はまち、蛸、帆立、うに、いくら、海老、蟹。。
息子たちはこれの大盛り。
もう、すっごく美味しくて、ここまで来た甲斐ありです。
虎模様の蒲鉾も可愛いですよね~。
地元蟹を求めて。。
本当は、城崎方面周りで蟹を買って帰りたかったのですが
とてもとても、この雪では無理。。と、
とりあえず、地元のスーパーに寄ってみました。
地元なら、地元産のかにも置いてあるかも。。と。
でも、やっぱり地元産のかにはなく、
結局カナダ産のかにを買って帰りました。
2日の夜は、これで蟹鍋です~。
帰りの中国道
帰りの道は、先程の賀露幸さんのお店の方が教えて下さった
ルートで、「佐用IC」から中国道へ入りました。
でも、この高速も山陰側は雪が凍り始めていて
とっても怖かったです。
トンネルをいくつ超えても、なかなか雪は降り止まず、
主人が言うには、この暗い雪道が一番緊張したかもと。。
山陽方面に出て、ぴたっと雪が止んだ時は感動でした。
道に雪がないなんて、信じられない感じ。。
もう、これで無事に家に帰れる~と、
お正月バージョンの西宮名塩サービスエリアで
ちょっと買いもの。
元旦の満月も楽しむ余裕が出てきました。
走る車の中から、こんな上手に姪っ子が
写真を撮ってくれましたよ。
中華で夕食
京都南インターを降りて、近くの中華屋さんで夕ごはん。
回るテーブルを8人で囲み、たくさんの人数で食べる中華は、
色々なお料理が食べれて楽しいですね。
ちょっと頼み過ぎたかな。。?と思った量も
すっかりなくなって、みんな満腹の笑顔でした。
最後に
さて、今回の年末年始の旅行は、
大雪のせいで観光は何もなし、
地元の蟹を買うこともできなかったし、
雪道で怖い思いをして、やすらぎに行ったのか、
疲れに行ったのか、わからないような所がありました。
旅館のお料理も、ちょっと残念な所があったしね。
でも。。。
久しぶりの大勢での旅行、やっぱり楽しかったです。
大晦日の紅白を大勢で見て、ゆく年くる年を見て、
みんなでおめでとうございます~を言って。。
毎年やっているそんな普通のことも、
大人数だとなんだかより一層楽しいことになります。
息子や姪っ子たちの楽しそうな雪合戦も、
いつまでも思い出として、私の心の中に残りそう。
お昼に食べたお寿司や、あけおめ丼もすっごくおいしかったし、
みんなで円卓を囲んだ中華もおいしかった。
怖い雪道を、大丈夫、大丈夫と言いながら運転してくれた
主人や弟へも感謝です。
それぞれの家に帰った息子達が
楽しかった~ありがとう~のメールをくれたり、
姪っ子からも、めっちゃ楽しかったです~の
メールが届いたり。。
そんな優しさも嬉しかった。。
みんながこうして元気にお正月を迎えられたことに感謝して、
これからの一年も、元気で過ごしていければと思います。
特に今年は長男が結婚の予定、来年のお正月には
お嫁さんも増えているんですよね~。
2011年、どんなお正月を迎えているのか楽しみです。
。。なんて、今から言うと、鬼に大笑いされてしまうかな。
山陰の旅は、これで終了です。
最後までお付き合いくださった方々、
本当にありがとうございました。
鳥取港近くの「かろいち」へ向かう途中、
私や母の危惧は当たり、どんどん雪が増えていきました。
途中、道横で雪の中に突っ込んで動けなくなった車や、
追突事故をおこしている車、
車から降りてみなさん困ってられるのですが、
こちらも、前の車のつけたタイヤ痕の跡を、
慎重に、ゆっくりと運転するだけでせいいっぱい
途中で停まることもできず、助けようもないのです。。
必死で運転の主人と弟、
はらはらドキドキの私と母、
気持ち良さそうに熟睡中の若者4人を乗せた車は、
途中、シャーベット状の雪の上を走ってガタガタガタガタ車が揺れたり、
タイヤがスリップして、ひやっとしながらも、
ようやく鳥取港「かろいち」の近くまでやってきました。
かろいちへの途中の雪道
ほっとしたのもつかの間、私達の目の前で、
軽自動車がくるっと180度回転して、
まるでカーアクションを見ているよう。。
軽自動車はぶつかる事もなく無事でしたが、
中の人は、どんなにか怖かった事でしょうね。
鳥取港 「かろいち」
「かろいち」に着いて、
母ができるだけ雪道を歩かないですむようにと、
建物の横にあるドアの前に車を停めました。
でも、なんだか妙に静かな様子で、開いているのかどうか。。
弟が確かめに行ったら、
「あかん。。鍵がかかってるわ。。」
え。。。ここまで来て。。お休み?と全員を脱力感が襲います。
でも、結構車があったし、正面玄関は開いているかも。。と
行ってみることに。。
他のバスツアーの方も来られていて、
やっぱり、正面玄関は開いていました。よかったね。
でも、たくさんある魚料理のお店は軒並みお休みで。。
うそやろう。。。
お土産屋さんもあいていません。。
でも、一軒だけ、一軒だけ、お店が開いていたんです。
市場料理の賀露幸さんです。
市場料理の賀露幸
市場料理の賀露幸さん、もう、本当に救いの神です。
ここまで、雪道を怖い思いをしながら来たのに、
どこも開いていなかったら、泣くに泣けません。
みんなほっとして、賀露幸さんの暖かい席に着きました。
弟の話では、このお店も普通の時だったら並ばないと
なかなか入れないお店だそうで、
じゃ、並ばずにすっと入れたんやしラッキーやったね~。
母は焼き魚定食、姪っ子の一人が天ぷら定食以外、
みんなはお正月メニューのあけおめ丼定食、
お味噌汁のかに汁へグレードアップバージョンです。
母の頼んだ焼き魚も、さすが、すっごく美味しかったです。
ついていたお刺身もトロなんですよ~。
そして、これが「あけおめ丼」
鮪、はまち、蛸、帆立、うに、いくら、海老、蟹。。
息子たちはこれの大盛り。
もう、すっごく美味しくて、ここまで来た甲斐ありです。
虎模様の蒲鉾も可愛いですよね~。
地元蟹を求めて。。
本当は、城崎方面周りで蟹を買って帰りたかったのですが
とてもとても、この雪では無理。。と、
とりあえず、地元のスーパーに寄ってみました。
地元なら、地元産のかにも置いてあるかも。。と。
でも、やっぱり地元産のかにはなく、
結局カナダ産のかにを買って帰りました。
2日の夜は、これで蟹鍋です~。
帰りの中国道
帰りの道は、先程の賀露幸さんのお店の方が教えて下さった
ルートで、「佐用IC」から中国道へ入りました。
でも、この高速も山陰側は雪が凍り始めていて
とっても怖かったです。
トンネルをいくつ超えても、なかなか雪は降り止まず、
主人が言うには、この暗い雪道が一番緊張したかもと。。
山陽方面に出て、ぴたっと雪が止んだ時は感動でした。
道に雪がないなんて、信じられない感じ。。
もう、これで無事に家に帰れる~と、
お正月バージョンの西宮名塩サービスエリアで
ちょっと買いもの。
元旦の満月も楽しむ余裕が出てきました。
走る車の中から、こんな上手に姪っ子が
写真を撮ってくれましたよ。
中華で夕食
京都南インターを降りて、近くの中華屋さんで夕ごはん。
回るテーブルを8人で囲み、たくさんの人数で食べる中華は、
色々なお料理が食べれて楽しいですね。
ちょっと頼み過ぎたかな。。?と思った量も
すっかりなくなって、みんな満腹の笑顔でした。
最後に
さて、今回の年末年始の旅行は、
大雪のせいで観光は何もなし、
地元の蟹を買うこともできなかったし、
雪道で怖い思いをして、やすらぎに行ったのか、
疲れに行ったのか、わからないような所がありました。
旅館のお料理も、ちょっと残念な所があったしね。
でも。。。
久しぶりの大勢での旅行、やっぱり楽しかったです。
大晦日の紅白を大勢で見て、ゆく年くる年を見て、
みんなでおめでとうございます~を言って。。
毎年やっているそんな普通のことも、
大人数だとなんだかより一層楽しいことになります。
息子や姪っ子たちの楽しそうな雪合戦も、
いつまでも思い出として、私の心の中に残りそう。
お昼に食べたお寿司や、あけおめ丼もすっごくおいしかったし、
みんなで円卓を囲んだ中華もおいしかった。
怖い雪道を、大丈夫、大丈夫と言いながら運転してくれた
主人や弟へも感謝です。
それぞれの家に帰った息子達が
楽しかった~ありがとう~のメールをくれたり、
姪っ子からも、めっちゃ楽しかったです~の
メールが届いたり。。
そんな優しさも嬉しかった。。
みんながこうして元気にお正月を迎えられたことに感謝して、
これからの一年も、元気で過ごしていければと思います。
特に今年は長男が結婚の予定、来年のお正月には
お嫁さんも増えているんですよね~。
2011年、どんなお正月を迎えているのか楽しみです。
。。なんて、今から言うと、鬼に大笑いされてしまうかな。
山陰の旅は、これで終了です。
最後までお付き合いくださった方々、
本当にありがとうございました。