1985年から1993年まで、日本テレビが、
12月30、31日の二夜連続で、
年末時代劇スペシャルを放映していたのを覚えていますか。
歴史ドラマや時代劇が好きだった父は、
亡くなる前の年、その初回の忠臣蔵を熱心に見ていました。
1986年末の「白虎隊」も楽しみにしていたのに。。
父が、年末時代劇スペシャル「白虎隊」をみる事はありませんでした。
代わりに家族皆が、涙いっぱいで見た「白虎隊」。
その時の、堀内孝雄が歌う主題歌が、悲しくて切なくて。。
泣けて泣けて仕方なかったのを覚えています。
そんな歌を、見つけたので付けてみますね。
1986年12月年末TVドラマ『白虎隊』の主題歌。
どこかで、父も聞いていてくれるかな~。
皆さまも、よかったら聞きながらお読みください。
4年ぶりの父の法事
父の27回忌の法事を行いました。
前回の23回忌の時は、息子達も来ていたのですが、
今回は、長男夫婦は子供が生まれたばかり
次男夫婦は、お嫁さんが妊娠3カ月なので、
うちからは、主人と私と母の3人が出席です。
10月の末ですが、京都、黒谷さんの紅葉はもう始まっています。
弟家族は、今回家族全員出席。
23回忌の時に来れなかった弟の長男と次女も
今回来ることができました。
お寺さんのお庭は4年前と同じ。
あれから4年。。うちの家族と弟の家族、
それぞれ、色々な事があったけど、
なんとか乗り越えられてきたのは、
父が守ってくれていたんだと思います。
法事の間、読経が流れる中、
私は、4か月前に生まれたなーちゃんの事や長男夫婦の事、
来年5月に生まれてくる孫の事や次男夫婦の事、
そして、私達3人の事を色々話して、
いつも見守ってくれてありがとう。。。と父に。
そして、これからも、うちも弟一家も、
皆をどうか見守って下さいとお願いしました。
お墓参り
27回忌の法事の後、お墓参りを全員でしました。
全員。。。つまり、母もお墓参りできたのです。
このお寺の階段は、体育会系の学生サークルでも
「墓場コース」といわれるランニングコースになっているほど。。
今回、とても母は上れないだろうと思っていたのですが。。
お寺の和尚様が、裏道を教えて下さったので、
行きはゆるやかな階段道を、私と姪っ子が支えて
ゆっくり、ゆっくりと上り、お墓まで行く事ができました。
和尚さんの読経が流れる中、お墓の前で手を合わせて、
どうかみんなを守ってね。。と父にお願いしていると、
さっと風が吹いて、
よっしゃ~、まかしとき。。
って父が言っているみたいに、
色づいた木の葉がかさかさと揺れました。
ひょうきんで、楽しかった父なら、こんないたずらをしても
おかしくないかな。。
そして、帰りはいつもの普通の階段を手すりをもって
一歩一歩降りてこれた母。
無理だと思っていたお墓参りもできて母はほっとした様子。
私達皆も、母と一緒にお墓参りできて、ほんと嬉しかったです。
お墓参りの後は、出していただいたお茶でちょっと休憩。
記念写真に
この後、皆で記念写真をとったのですが、
久しぶりに、母と弟と私の3人の親子写真も一枚、パチリ。
この写真、あとで見たら、横におじいちゃんが写っているかも。。
と、姪っ子たちに言われて、
そうかもしれへん。。。と、皆でおお笑い。
でも。。
俺も寄せてくれ。。
と、父が写っていたら写っていたで、それも、ちょっと嬉しいかも。。
なんて、ふと思ってしまった私。
いや。。冗談ですよ、冗談。
この流れている音楽は今でもよく覚えているのに、
あの時の年末時代劇スペシャル「白虎隊」
どんなドラマだったのか、ほとんど何も覚えていません。
もしも、また見る事ができるなら、一度見てみたいです。
今度は、泣かずにちゃんとドラマを見れるかしらね。。
さて、次は法事の後のお食事会です。
山科 柳生亭 へ続きます。