夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

痛々しい姿です?何のことですか?

2011-02-06 21:10:01 | 日記・エッセイ・コラム

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痛々しい姿ですって?何のことですか?

三体のお地蔵様。

私の故郷の観音堂の境内にあります。

歯痛の時に拝むと歯痛がおさまると言われていました。

幸い私は歯だけは丈夫で、虫歯に悩んだことはなかったのですけれども、乳歯から永久歯に生え代わる時には、拝んだことがあります。

大中小の三体のお地蔵様。

お父さん、お母さん、子どもみたいです!

良く観ると、真ん中のお地蔵様は、お腹が少し大きいのです。

何か悩み事でもあるのかしら?

雨露をしのぐ屋根も無く、まして身重かもしれないのに、100年以上もずっと頬杖をついて考えごとをしているなんて、

なんて痛々しい姿なんでしょう!!

下の鹿さん手作りのオブジェだと思います。今から闘いが始まるみたいに見えませんか?

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角を突き合わせて、夫婦喧嘩かしら?

雄対雄の雌の奪い合い?

痛々しい姿です?

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富士山。

裾野の富士サファリパーク、忠ちゃん牧場付近の富士山です。

宝永の噴火の火口が大きな穴になって、美しい富士山が痛々しく見えます。

富士宮口登山道、御殿場口登山道と須走口登山道と三本もの道がギザギザと富士山を傷つけているように間近に見えます。

美人の富士山が台無しです。本当に痛々しい姿?

今日は富士霊園に梅の花をお供えして来ました。

「庭の梅の花は咲いたかな?」というのが義父から聞いた最後の言葉です。梅の花が咲くのを待たずに亡くなりました。60才の男の厄年でした。