今日の富士山は青空に映えて、本当に素晴らしい姿です!
雪化粧した部分の白さが格別です!
今日は、徒然草第百九段 高名の木登りを復習しませんか?
私は、 中学生の時に習いました。
時代を越えて、どんな場面や、人にも通じる真実があると思います。
高名の木登り 徒然草第百九段 吉田兼好
高名の木登りといひしをのこ
人をおきてて、高き木に登せて梢を切らせしに、
いと危ふく見えしほどは言ふこともなくて
降るるときに、軒たけばかりになりて、
「過ちすな。心して降りよ。」と申し侍りしかば、
「そのことに候ふ。目くるめき枝危ふきほどは、おのれが恐れ侍れば申さず。過ちは、やすき所になりて、必ずつかまつることに候ふ。」と言ふ。
あやしきげらふなれども、聖人の戒めにかなへり。
まりも、難き所を蹴いだしてのち、
やすく思へば、必ず落つと侍るやらん。
まり;蹴鞠のこと
あやしい;身分の低い
私も階段の二段目から落ちてケガをしました。
あとちょっとと言う所が、危険で、大事です。