郷愁 三好達治の詩 2011-11-09 21:42:41 | 日記・エッセイ・コラム 郷愁 三好達治の詩 蝶のやうな私の郷愁!・・・・・・。蝶はいくつか籬を越え、午後の街角に海を見る・・・・・・。私は壁に海を聴く・・・・・・。私は本を閉ぢる。私は壁に凭れる。隣りの部屋で二時が打つ。Г海、遠い海よ!と私は紙にしたためる。ー海よ、僕らの使ふ文字では、お前の中に母がゐる。そして母よ、仏蘭西人の言葉では、あなたの中に海がある。」 海は万物の母親? 三好達治の詩は、音楽的で、覚え易くて、暗唱したくなる詩ばかりです。