今日は青空の下、美しい富士山に見守られて数え年五歳のハーフの孫の七五三のお祝い。
羽織り袴は、三十年程前に姑や、京都出身の義理の兄嫁さんの手前、正直私の見栄も手伝って私と母が随分と無理をして誂えた。
(舅の葬儀の際に、姑や、その姉に未亡人の母が持たせてくれた私の喪服と義理の兄嫁さんのを比較され、けなされた凄く嫌な経験があった。)
三男の七五三を一緒に祝った後で、母はあっという間に他界した。
今日の曾孫の羽織り袴姿を見せてあげたかったと思う。
私は男の孫を四人も授かったので、この羽織り袴は随分と活躍する機会がある。
喪服なんかもう着たくも無い。
八月に誕生した六番目の孫の七五三まで毎年の様にお祝いが続く。
背中の武将もタンスで三十年眠っていた甲斐があると言うものだ。