突然『運命』
などと言う大袈裟な題名でビックリなさったことでしょう!?
今夜は私が昔から感じていた人の運命について書こうと思います。
御嶽山の噴火で死傷者が多数出ました。亡くなられた方々の御冥福をお祈り致しますと共に、
負傷者の方々の回復をお祈り致します。
命懸けの捜索救援活動を始め関係者の皆様に深く感謝致します。
どんな自然災害でも、紙一重で助かった人と亡くなる人がいます。
生死を分けるのは何なのでしょうか?
私はそれが運命だと思います。
今日プロスキーヤー三浦雄一郎さんがエベレストをスキーで滑降した時に、九死に一生を得た時の話を聞きました。
ものすごいスピードで落ちて行く時に、魂が自分から離れて行き、ドンドン空の上に上がって行った。
三十年、三百年、三千年先に何をしようかと考えていたら
目の前に親子岩と呼ばれる岩があってぶつかって、
そこに三浦雄一郎と言う肉体が横たわっていたので
もう一度この男の中に入って人生をやり直そうと思って、
天上界に向かっていたのだけれども
所謂魂と言う奴が戻って三浦雄一郎の身体の中に戻った!
と本人は話しました。
周囲の人の話
パラシュートが上手く開かないで、山を転がり落ちて行く間に親子岩にぶつかった。
スキーが外れて助かった三浦さんが雪溜まりの上に横たわっていた。
三浦さんはそんなあの世の入り口に行くような経験を何度もしているそうです。
三浦さんの行動力や冒険心はとても80才の老人には見えません。
声、身体、話し方、顔、とても若々しく思いました。
事故の時に産まれ変わって若返ったとしか思えませんでした!
山で遭難した登山家達の魂がついているような活き活きした方でした。
家のお風呂場で溺死したり、転倒して打ち所が悪くて亡くなる人も沢山います。
普通そう言う人のことは、「運が悪い」とか、Г運が悪かった」とか言います。
でも住み慣れた自分の家で、突然死するのは、「ピンピンコロリ」と言って老人の死に方の理想なのだそうです…
「だぁれも知らにゃあ病院で、たんと管に繋がれて食べるこんも話すこんも出来にゃあで、口を開けて何年も寝かされているよりもよっぽど運が良いじゃぁ!?」と元気なお年寄りは言います。
私も交通事故を始め、何度も大変な場面に遭遇しています。
病室で夫が大きな声で私の名前を呼んでくれなかったら、
あの世の入り口で亡き母が私に背を向けて歩き出さないで、
「付いておいで」と優しく手を差し伸べてくれていたら、私はどうなっていたのでしょうか?
顔面麻痺や慢性疼痛などの後遺症などに苦しみながらも生きているのは、運命なのだと思っています。
運の良い命なのか、運の悪い命なのか良く解りません。