夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

紅い梅

2015-12-27 20:56:48 | 日記・エッセイ・コラム

                                          暖かな年末

2015年12月26日

静岡県小山町にある富士霊園にて撮影

 

12月26日 (土)暖かく、風の無い穏やかな日でしたので、

富士霊園にある義父のお墓に新年の準備の為に、ケビンと二人で行って来ました。

陽当たりの良い斜面に、紅梅の花が御覧の通り!?

蒼空を背に三分咲きと言ったところです!

富士霊園は静岡県東部の高原都市御殿場市よりも北に位置するとても標高の高い小山町にあります。

夏は涼しくて過ごしやすいのですが、冬場はとても寒くて大変な場所です。

温暖な静岡県内では珍しく雪も降りますし、時々積もります。

霧も出ますし、冬場は曇り空が多いのです。

それなのに、この蒼空と紅梅の花。

『ビックリ ポンです!!』                     ※ この光景は正にビックリポンが相応しい表現なのです。悪しからず

 

まるで三月初めの陽気のようですね…

  

寒い冬を耐えて春一番に凛として一輪、

明日また一輪と蕾が膨らみ始めると

春を迎えた喜びを一入感じる梅の花。

今年は少し様子が違っています。

  時季はどうあれ

美しく咲いてくれてありがとう!

ケビンが束子で墓石を綺麗に洗い流して、山の家に咲いていたお花や、輪飾りを供えて新年を迎える準備完了です。

                    紅い梅

義父は命日が2月4日です。

臨終の数日前に「庭の梅は咲いたかなぁ」と話したのが最後の会話と聞きました。

「咲いていますよ。おとうさん。」

                          天国の義父も見てゐる紅い梅