今日は、天気は良いのに、風が強くて寒い一日でした。
孫の通う保育園の卒園式でした。両親は相変わらず、地震後急激に増えたミネラルウォーターの注文に応じるために、水の工場で、不眠不休で働いています。
お爺さんは、孫の保育園にお迎えに行きました。孫のリクエストで私は、通院の後久しぶりに、廻る寿司に行きました。
春休みの土曜日の昼ご飯時とあって、ものすごく混んでいました。
二十分位待たされました。
待っている時に座る場所も無い位でした。
通された席が、あいにく、バックヤードの前でした。
ガチャガチャ、ガヤガヤ、ザーザー、ずっと耳について、食べた気がしませんでした。私はいつも一人でいるので、雑音を全部拾ってしまうようです。物音に敏感になっているのです。ベットに横になっている時には、シャーシャーと言う自分の血液の流れる音を聞いているようです。
コチコチという目覚まし時計の秒針の音。眠れない夜に気になったことがありませんか?
私は離れた所の秒針の音も聞こえてしまいますので、電子時計に変えました。
さて、廻る寿司の店内は落ち着きませんけれども、家族連れで、賑わっています。
若い家族連れはもちろんのこと、老若男女に人気があるようです。
騒然とした食べ物屋さんは、アジアのマーケットみたいです。
食べ物屋さんへの行列。
停電。断水。軒並み崩れ落ちた瓦屋根。
ガソリンスタンドの行列。一人20リットルまでという数量制限。水やお米も店頭に無いと言う。物不足。品切れの続出。
まるで、話に聞く、終戦後の日本のようです。
被災地への支援が、盛んになっています。
私は、団塊の世代の皆さんに是非協力をお願いしたいと思います!
団塊の世代は、戦後の混乱期に生を受け、文字通り日本の成長とともに育って来ました。
努力すれば、良い結果が出る。頑張れば、前に進んでいけると言う教育を受けて来ました。ところが残念なことに、今、定年退職の時期を迎えて、孫のお守り位しか、役にたっていないと言う人も多くいます。
コンピューター全盛期の時代になっても、電気が無ければ、算盤、暗算です。
信号が止まったら、手信号です。
料理も、御飯をお釜で、薪で炊いた最後の年代だと思います。
様々な技術や、技能そして豊富な経験。電気や、ガスが無くてもサバイバルできる手段。
それらを身につけていて、実践できる能力と体力を持っているのが、団塊の世代なのです。つい最近まで、現役だったのですから、力強いです!
あらゆる年代の力が必要ですけれども、団塊の世代の皆さん、この未曽有の災害に、国の困難に、復旧作業に協力をお願いいたします。