夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

トーチカ

2012-09-24 21:03:06 | 日記・エッセイ・コラム

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知らないと見過ごしてしまいます。

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入り口は人の高さ。

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窓から外を見た写真です。

中は割と広くて人が10人位入れます。

とても頑丈に出来ています。

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40倍に拡大して、ススキ野原にテントが見えました。

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9月22日戦車が訓練していました。

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おしまいなさいまし

やっぱり気になりましたか!?

私も初めて見た時には「あれ何?」と思いましたよ!

山の麓さんの気になる物は『トーチカ』と言って鉄筋コンクリート製の防御陣地です。

壁には視察用と銃眼を兼ねた穴が開いています。

場所は、御殿場の東富士演習場にあります。

このトーチカは訓練用に造られた物のようです。

実際に使用されない事を心より祈ります。

戦争の無い平和な世界を望んでいます。

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富士山パノラマロード

2012-09-22 21:30:54 | 日記・エッセイ・コラム

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背景の山は、愛鷹山です。

 

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富士山パノラマロードの秋桜です。

静岡県裾野市パノラマ遊花の里(梅の里ヘルシーパーク)付近一帯にボランティアによって管理されているコスモス畑です。

以前は芝を耕作していましたが、需要が減り、廃材置き場が増えて来て景観を損ねていました。何とかしようと地元のボランティアが立ち上がって、パノラマ遊花の里作りを展開しています。

春は菜の花を咲かせているそうです。

桜並木もありました。

今日22日と明日23日はコスモスまつりが開催されています。

一番最初にお会いした交通整理の方に「足元段差がありますので、気を付けて」と思いやりに溢れた言葉を掛けて頂きました。

市民ボランティアの方々がとても親切で感じが良く、無料の豚汁も美味しく、お土産にコスモスの花も頂きました。

町おこし、村おこしは、

「町お越しやす。」「村お越しなさいませ。」の精神だと思います。

今日は富士山は姿を見せてくれませんでしたが、『またおいで』と言う

お誘いかなと思います。

春の菜の花が楽しみです!


反面教師

2012-09-21 20:57:02 | 日記・エッセイ・コラム

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笠雲にラインが入っていますよ。

白い帽子を被った女生徒のように初々しくて柔らかな感じの秋の富士山です。

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真っ赤に燃える大きな太陽。

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暦が解るように、彼岸花が満開になりました。

  反面教師

先日大層元気な口の悪い75才の老人とリハビリで一緒になりました。

否応無しに彼女の罵詈雑言が耳に入って来ました。

私はみるみるうちに、身体のあちらこちらが具合が悪くなってしまいました。

空咳が続けて出て息苦しくなってしまいました。頭痛もして来ました。

手足が痺れて来ました。彼女が挨拶も無く立ち去ると正直ホッとしました。

別に私や周囲の患者さんやスタッフと何か揉め事があった訳ではありません。

自分の子供やお嫁さん、中国や韓国やロシアの悪口等を彼女なりの解釈で延々と口汚く罵っていました。

富士山麓の方言で、Гかっくらす。」「ぶっくらす。」と暴力を表す表現を盛んに口にしていました。

長男夫婦が新婚旅行で彼女の為に買って来た洋服をГ悔しいから目の前でぶっさばいてやった。」と本当にあったとは信じられない野蛮な行為を自慢していました。

私は理学療法士に「彼女の家のお嫁さんや息子さんに同情する。私だったらあんな言葉は一生使わないし、暴力行為なんて絶対にしないと思う。」と告げました。

反面教師はどこにでもいます。

あんまり強気で意地悪なことばかりしていると、必ず自分に仕返しが来ます。暴力行為には、暴力行為が待っています。

中国のデモに名を借りた暴動や略奪は、軽蔑視され、顰蹙を買っただけだと思います。

悪態をつくよりも優しい言葉を掛けて家族に愛され、尊敬される優しいお婆さんになった方が寂しく無くて心豊かな日々が送れると思います。

優しい言葉を掛けると優しい言葉が返って来ます!


おしまいなさいまし

2012-09-19 21:21:01 | 日記・エッセイ・コラム

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                   Гおしまいなさいまし」

        「皆様おしまいなさいまし」

「おしまいなさいまし」は私の故郷静岡県東部根方街道近辺の方言です。

英語のGOOD EVENINGと同じ感覚で、夜の会合等での挨拶にも使われます。

余所のお宅へ訪問する時にも「今晩は」のように「おしまいなさいまし」と言います。

私の好きな「おしまいなさいまし」は、年長者が野良仕事をしている嫁っ子や、婿ドンに掛ける労いのГおしまいなさいまし」です。

現代日本の職場でマニュアルみたいに使われているГお疲れ様」とは全く違って、夕暮れの畑で掛けられる「おしまいなさいまし」は、思いやりのこもったねぎらいの言葉なのです。

新嫁っ子や、婿ドンは余所の家の年長者の「おしまいなさいまし」の一言で今日の野良仕事を終えることが出来るのです。

もう仕事をおしまいなさいまし。

秋の夕暮れ、日が短くなって来ると、(ショイカゴ)背負い籠をしょった腰の曲がったお婆さんがまだ野良仕事をしている(オトコシ)婿ドンや(オンナシ)嫁っ子に声を掛けながら歩いて行く影絵のような姿を思い出します。