高齢者夫婦のお盆休み
お盆休み二日目。
昨日の荒天が嘘の様な晴天。
倒れたコスモスや傷付いた草花を手入れして一服していると
長男一家が夫の誕生日プレゼントを持って全員で尋ねて来てくれ、
お昼みんなで一緒に廻る寿司で食事。支払いも息子。
12日も三男一家五人と食事会。素敵なシャツをプレゼントして貰いました。
孫たちも、高校生から一歳児まで八人もいます。が、孫たちの成長に伴って
コロナで無くても、これからは一家全員集合での行動は段々と難しくなると思います。
せめて盆休み位ゆっくり休みたい!!
旧家の末っ子の一人娘として生を受けた私は、子供の頃は、盆、正月。冠婚葬祭。物日。
親族一同を始め、近隣の皆様方、仕事関係者等々いつも大勢の人を迎えるために、独楽鼠の様に
忙しく働いている母親を手伝うことが当たり前で、何処にも連れて行ってもらえない。
一緒に楽しく遊ぶ姉妹もいないし、静かでのんびりしている
小さい家の子供に生まれて来たかったと思っていました。
飲んで大騒ぎする大人たちを見ながら、子ども心に(いやだな~)と感じていました。
正直言ってつい最近まで、 盆休みやお正月を待ち遠しいとか楽しいと思ったことはありません。
『寄り付かない』 私
両親を早くに無くした私は、実家の代も兄に代わり、
高校生の時に長兄のところに嫁いで来た義姉は三人連続年子を出産。
私は、目障りで邪魔な小姑鬼千匹。
退治されるのも恐ろしい!!
首を長くして待っていてくれる親も無く、
盆も正月もゆっくり出来る時間も場所も無くてとても寂しい思いをして来ました。
夫の実家の 姑や嫂は、
私をただ働きさせるだけの『みなしご』だと勘違いしているようで、
舅の葬儀の次の日、
その前日初めて会った私が朝早く、昨夜義兄や姑や嫂が食べ散らかしたままの
流しの中のお茶碗を洗っていると、十時過ぎに起きて来て
「タンポポさんてお茶碗洗うの早いのね!」「私ってお寝坊の子なの」とホメテ⁈くれました。これが義兄の後妻さん=嫂。
舅の遺体が東京の病院から自宅に戻つた時に
開口一番「トイレの掃除はしてあるの」と姑。
その日、赤ちゃんを負んぶした私が、夫の実家に着くや否や、
いの一番にトイレの掃除をしているのを見ていた女性が、そっと
「難しい人だから。」と声を掛けてくれました。
師走晦日、事前に何の約束もしてないのに、当日朝
突然電話で呼び出されて、
「私は三島の美容院に予約がしてあるから雑用をして置くように。」と命令され
手入れや掃除の行き届かない薄汚れた乱雑な家の内外。物置のガラクタ整理。
庭の手入れ等が終わると、都合よく帰宅し「ご飯だから帰ってくんない。」
「私は、親の無い子となんか結婚したく無かった。」と暴言を吐くような愚かな人。
生物学的には、配偶者の母親❓らしいのですが、元祖『毒親』。
馬鹿馬鹿しくて自然と足が遠退いて行きました。
『君子危うきに近寄らず』別に君子でなくとも危ういものには近寄らないことです。
2022年のお盆休み
猛暑と渋滞の為に、お盆は墓参りも自粛しています。
お墓参りは、涼しい平日に行くことにして、
今日は 午後から、女子サッカーで縁のある大阪桐蔭高等学校野球部の試合*を
冷房の効いた座敷のベットに横になって、テレビ観戦。
誰にも負けないくらい
贅沢なお盆休みを過ごしています。
*(相手チームの選手の親御さんの気持ちになってしまって、何だか切なくなってしまいました。)