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冬の就活男子◆北欧フィンランドの戦い◆負けない気概を学ぼう。

2012-12-16 22:47:40 | 日記
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◆◆「負けない戦い」をしっかりと◆◆

前回の更新で就活女子を応援したので
今回は就活男子を応援するぞ。


※男子の応援なので萌え系を用意だ。

駐日フィンランド大使館が公募したフィンランド擬人化女性キャラクター
「スオミネイト」(同大使館ホームページより画像転載しました)


北欧フィンランドの近代史から就活の戦い方を学ぼう。
「勝てずとも、負けない戦い」を徹底することだ



★★★定期更新は★★★
12月も原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
★★★☆☆☆☆★★★


◆大国と戦わざるをえない時(徹底抗戦の覚悟)


※※※

1939年11月30日、ソ連はフィンランド軍が砲撃を加えてきたという口実のもとに、45個師団、約50万、航空機2千500機、戦車3千輌の大軍を動員してフィンランド国境を突破した。これを迎え撃ったフィンランドは、人口わずか400万人、陸軍は9個師団13万、航空機全兵力145機、戦車わずか40台だった。


こうして、有名な「冬戦争」とよばれる小国フィンランドの死闘がはじまる。


フィンランドの不屈の兵士たちは、「マンネルハイム線」とよばれる防衛線でソ連の大軍をガッチリくいとめ、国境沿いの森林地帯を舞台にスキー部隊がゲリラ攻撃を加えるなど約二ヶ月にわたって善戦し、戦死2万5千、負傷4万3千500、武器弾薬も約2ヶ月分の備蓄を使い尽し、抵抗力も限界に達しつつあった。


※※※
佐々淳行「危機管理のノウハウ」PHP文庫から抜粋



大国に戦いを挑まれた小国フィンランドの立場を考えてみよう。


戦わなければいけない場合には、徹底して戦わないといけない。
戦いを避けることは、戦って負けるよりもずっと悲惨な結果になるものなのだ。


~・~・~・~

小国フィンランドの立場は「就活をスタートさせたばかりの」就活生でもあるよね。

多くの就活生は、企業に対するリアルな立場が「小国」であることが多いんだ。
就職サイト経由の応募企業の多くは「大国」(大手の有名企業)ではないかな。


「戦わなければいけない場合には、徹底して戦わないといけない」

「そしてその戦いは、勝つことよりも『負けないこと』を意識しよう」

~・~・~・~



◆最終目的は『独立の維持』


フィンランドの最終目標は『自由と独立を守ること』だった。


※※※

1940年2月1日、ソ連軍は圧倒的な兵力、戦車、火砲、航空機を投入し、ついにカレリア地方のマンネルハイム防衛線を突破した。


軍事大国ソ連に軍事力で対抗することは不可能であることを知りつつ、フィンランドの自由と独立を守ることを大目標にしていたフィンランド軍のマンネルハイム元帥は


「国軍はまだ敗北していない。軍事的崩壊が起こったときには、もはや交渉の最後の機会は失われる」


という冷徹なリアリストとしての意見を前線から政府首脳に進言し、休戦交渉の結果、ソ連との妥協に成功したばかりでなく、ソ連が樹立した傀儡政権を瓦解させ、フィンランドがソ連に併合されることをまぬがれたのである。


※※※
前掲書より抜粋



就活でも「負けない戦いをする」ことを具体的に考えていこう。
ここでも最終目標の設定が大切になると思うんだ。


~・~・~・~


国家でも個人でも、大切な生き方は『自由と独立を守ること』
他国の主権や他人の考えに簡単に『併合』されてはならんよ。



自分がやりたいことを明確にして、それを目標にしていこう。
目標を固めたら、志望動機のESで『戦う武器』を徹底的に作ろう。


就活男子が勇敢に戦うためには鋭利な武器作りと
『自由と独立を守ること』の気概の準備が大切だぞ。






※※※

(学生の)事前準備は昨年より遅れ気味です。多くの学生は、就活期間短縮の初年だった昨年に比べて危機感が薄れているようです。

準備不足で動き出した場合、企業登録や説明会に参加することに気を取られ、自分がやりたいことを考えるのがおろそかになりがちです。すると、志望動機が固まらず、書類選考の段階で連戦連敗ということになりかねません。

※※※
読売新聞2012年12月11日「就活ON!」から




北欧フィンランドに敬意を表して

駐日フィンランド大使館ツイッターアイコン「フィンたん」画像


ではまたね。



★★
12月も原則週2回(水・日)+増刊で予定です。


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3 コメント

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フィンランドと日本 (tarebon)
2012-12-16 23:26:42
最近見た海外の動画で、「日本とフィンランドの共通点」をまとめたものがありました。歴史や文化、言語的にもいくつか面白い共通点があるんですね。


北欧フィンランドといえば、日本人にはムーミンやオーロラやサンタクロースのイメージが強いのですが

冬戦争の歴史を知れば、大国に屈せず独立を死守した国なのだという敬意も芽生えてきます。


フィンランドがソビエトと対峙して一歩も引かなかった気概は、我々の生き方にも必要かも、と思う今日です。
返信する
戦え! (tarebon)
2012-12-17 09:40:43
男の「生き様」は戦う気概にあるのだよ。

就活男子に必要なのはファイティングスピリッツだね。

何の為に戦うか、って?

男のプライドの為だぞ。

守るべきプライドって?

自分の夢や理想を実現することだぞ。

そして愛すべき人、家族を、友人を、国家を守ることだぞ。

そうっいう気概なくして何が男かっ!


戦うことに躊躇するなかれ。
返信する
男女の違い (tarebon)
2012-12-18 10:31:28
前回更新の就活女子向けが「現実的なお金のアドバイス」だったのに対し、就活男子向けに「戦う気概」という根性論を書いたのには意味があるんだ。

男子は「理想や誇りをかけて戦う環境」がもっとも成長につながる生き物だからね。

(女子は「愛に包まれた全な環境」がいちばん成長につながる生き物なのだ)


男子学生に対してはそんな「男の美学」をアドバイスし続けるつもりだぞ☆歴史が証明する「男の生き方の哲学」だね☆

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