2019年、映画製作者のアリサ・コバレンコがウクライナのドンバス地域のティーンエイジャーに関するドキュメンタリーの制作を開始したとき、彼女は軍事紛争を背景に育った世代の希望と願望を記録することを望んでいました。3年後、コバレンコが映画の編集を終えていたとき、ロシアのウクライナへの本格的な侵略はすべてを変えました。彼女のすべてのキャラクターの生活は突然変更され、彼女の3年間の映像は、現在ロシア軍によって占領されている領土で、二度と同じになることのない生活の記録であることが判明しました。・・・・・・・5人の若者の青春ドキュメンタリーのような映画を撮影して出来上がったら戦争でその地が戦闘地となってしまって、もう二度とみられない風景や生活ぶりがこの映画に残ったという皮肉。映画のタイトルはWe Will Not Fade Away(私たちは消えない)だって。監督はキーフとハリコフ周辺の最前線で5か月間過ごした後、昨年の夏の終わりに映画プロジェクトに戻ることを決心したというから戦争当事者なんだよ。彼女がどんな気持ちでこの映画をリリースしたのかと思うと感じることが多いね。ちなみに5人の若者出演者たちは2人はヨーロッパに2人はロシア占領下に1人はウクライナの他の都市にとチリジリになってしまったって。若者は再び夢を掴むことができるのだろうか。
ここまで来ると
もう空しか見えなかった
白い雲が
昔の手紙のように横たわり
何かを告げてるようだけど
見えない
見えない何かって
なんだろう
手を伸ばせば届くような気がする
手を伸ばしたら
空は遠くにあることが
はじめてわかった
ただその距離が気持ちいい
天と地の間かと