アケビとりで失敗して地面にダイビングしたのは日曜日のこと。擦り傷だけで大したことなかったんだが火曜日になって肩と首が痛み出した。やっぱり「人生コケたらアカン」です。受けの体力というのがありませんね。特に老人は「コケたらアカン」です。それでもプヨンプヨンのムチムチプリンの体ですからなんとか衝撃を緩和できたのでしょうか大事には至っていませんが痩せた体なら骨折もあったでしょうね。もっとデブならそれはそれで自傷してたかもしれません。ちょうどいい柔らかさだったのでしょう。年を取ると鍛えることだけがすべてではありませんからと教えてくれたようなダイビングでした。帽子は吹っ飛んで顔の横には大きな丸太がありましたから一歩間違えばとギリギリではありましたが人生ってこんなもんでしょう。今日は畑で柿の木の剪定をする予定。体は無理なく動かすのが一番かな。
メルケルが辞めるってニュースが躍っている。党首選には出馬しない。任期が終われば首相の座を降りて政治活動にピリオドを打つとのこと。メルケルって小太りのおばちゃんってことしか知らないんだけど「La crepuscule d' Angela Merkel(黄昏れメルケル〉」ってフランスの新聞のタイトルが憐れを誘ったから日本の新聞で確認した。表向きは地方選挙の責任を取ってとのことだが歴史は繰り返すというけどヨーロッパを席巻する「民族大移動」に翻弄されたんだよね。その波はアメリカに来てそして日本にも来ている。縄張りと侵略は動物の世界でも当たり前だからこれって壁を作ろうが軍隊を出そうが止めようがない。メルケルってヨーロッパ政治の中心にいて人権擁護派で語学堪能と聞いていたけどその彼女をもってしても民族大移動は止められないってことか。ドイツの国民がメルケルを支持しないということだからそれはそれなんだろうけどオレなんかメルケルとメイは好きだから何とも残念な気がするね。トランプの抑えがなくなるような気がしてならないんだけどね。そこんとこ世界はどう思うんだろう?日本の目先だけの外国人労働者受け入れ政策もどうなんだろうね。メルケルでもできなかったことがアベスガに出来るわけがないと思うのですが。まぁ世界はやはり「たそがれ」ですかね今は
山からの帰りに立ち寄った果物屋でミカンを買うとオヤジが出てて来て話好き。話を聞いてあげるとオマケに柿を1個くれた昔はこういう商売があったなぁと柿を磨きながら感慨にふけっていると左腕が痛い。袖をめくって見て見るとすりむいて血だらけ。アッそうだアケビを取り損なって坂を下りようとしたときに枯木を掴んでしまって枯木が折れて枯木ごと地面にたたきつけられたんだ。忘れてた。オレは負傷者だと思うと腕がさらに痛い。あの時、山の野原で昼飯を食ってたんだ。そしたらシェルパ君が上を見上げて「アケビが笑ってる」と。みんなで見上げると口を開けたアケビが5個高い木の上にぶら下がっている。「登れるかな」と一番体重の軽いガムシャラ君がつぶやく。確か40~50の間の体重だったと思う。みんなは見てるだけだったけどガムシャラ君が木に登る。細い木だ。その先にアケビはある。地上からおよそ8mの高さ。身は軽いんだけど力というか腕に力がない。途中で落ちそうになったので助けに行く。木までの土手というか坂を上る。こんな木なんかオレの体重では登れないから下で支える。ガムシャラ君があきらめて降りてきたところを支えて補助。それからオレが先に坂を下りたんだ。急勾配だったから木を持ったところその木が枯れていたんだ。藪で暗くて枯れてるかどうかわからなかった。その木に全体重を預けたもんだからポキッといって坂の下までダイブ。帽子は吹っ飛び受け身なく肩からズン。幸い地面がフカフカの土だったから事なきを得たが一歩間違えばアケビを取り損ねて半身不随ってことに。みんなに「あほだ、馬鹿だ」と言われただろうな。それでも俺たちは少年のようにキラキラと輝いてあのアケビがどうやったらとれるか夢中になって話し合った。いやぁ、久しぶりに面白かったなぁ。下に降りていくと「植物採集厳禁」という看板のオチがあったけど自然の恵みを見つける取るって原始人になったみたいで面白いね。すりむいた腕は風呂に入るとヒリヒリいたんだけどね。少年の頃の空の高さを思い出していた。
今日は天ちゃんが高知に来ているので交通規制があるから天ちゃんたちとは逆の方向に行く。再び甫喜ヶ峰だ。甫木ヶ峰だったかな?さかなちゃんも来てるし林真理子も来てるという何やら騒がしいお城下ですがそんなもんはスッとバカシテ森林浴です。今日はお昼に白イチジクを食べようと用意しました。少し寒いからもう一枚着ていくかな。天ちゃんも高知で公式行幸は最後とするって。最後に高知を選んだのは正解だろう。皇大神宮があるんだからね土佐には。と古代にロマンを感じつつ迎えが来るので行ってきます。
Johnny Hallydayの死後のアルバムがリリースされフランスでは記録的なヒットだとか。彼の51作目のアルバム「Mon Pays C'est L'Amour」だ。死んでからこんだけヒットするのは珍しいんだって。ジョニーアリデーといえばフランスのエルビスと言われた人だからね。言わば国民的大歌手なんだ。少々強面というかワイルドでそのソフトな声が似合わない外見だけど中身はアーチストなんだよね。「私の国を愛す」だなんてCDのタイトルもなかせる。さわりだけ聞いたけど「オッ、エルビス」って一瞬思う。それが物まねではなくてさ醸し出す雰囲気というのかな。いいなぁ、この時代のロック。って感じフランス人が夢中になるのがわかるような気がする。フランスではヒットチャートの1位だって。革ジャンに革パンッのロックスターって彼が最後のような気がするけど・・・。フランス人の粋なのかな。
River Phoenixが死んでから25年になるんだって。イギリスの新聞に出てた。23歳という若さで亡くなったんだよね。麻薬の過剰摂取だったということだが。あの「スタンドバイミー」のみずみずしい感性に溢れた演技、いまでも覚えています。型破りの凄い俳優になると思われていたのに誠に残念と当時思ったかどうかの記憶はない。ただ若い俳優が亡くなったと思ってたような気がする。今振り返って彼の作品を見返すと凄い俳優だったんだなと思うんですが。生きていれば48ですか。脂の乗り切った彼の演技を見て見たかったな。フェニックスって不死鳥ってことじゃなかったの?とブツブツ。猫のウルーは足の調子も回復に向かいヤレヤレです。さっきエサを目いっぱい食べて出て行きました。耳の後ろも噛まれた跡がありましたから「縄張り」争いに負けたのでしょう。老猫が若い猫に勝てるわけないよね。一時広げてた縄張りは萎んで今は家の前で寝そべってます。「それでいいんだ」とオレは「スタンドバイユー」だからなとアイコンタクト。人も猫も年取ると世話がかかるのです。不死鳥は若く死んでも名を遺すから不死鳥なのかな。とまた不死鳥伝説が頭をよぎる。「不死鳥の川」って凄い名前だったんだね。
免疫力の弱いウチの猫のウルーがビッコを引いてまして見て見ると左足が少し腫れて小さな膿が溜まってました。外にも行く猫ですからこのところドヤがいなくなりドヤの縄張りを譲り受けた形で縄張ってましたから他の猫にパンチを食らったのかもしれません。膿を少し絞り出して消毒をしたんですけど次の日もまだ腫れてました。病院は今日は休みだからまぁ様子見です。歩行は困難な様子でないので大したことはないと思うのですが老猫ですから老々介護なんですよ。ウルーと言えばon nage dans bonheurというアノンスが出てまして何のこっちゃとまたいつもの通り見て見ますと「Le grand bain」という映画の広告でして予告編を見るとこれが面白いの。フランス版ウオーターボーイというかおジイのシンクロナイズドスイミングみたいな映画なんですよ。腹の出たおジイがプールに入って足上げるおかしさ。笑っちまったけど真面目な映画らしい。フランス人の粋かな。日本でも公開されたらいいけどね。予告編はフランス語だからナニ言ってるのか分からないけど日本にはこういうアイデアないよなと思いながら見た。ウルーは今日は外へ行くなというのも聞かずここを開けろと騒いで開けてやるとビッコを引きながら出て行った。足が痛いのに自分の居場所は守らないといけないのかな?
カショギ氏が殺害された事件で遺体が見つからないのがこの事件のウヤムヤさを延長してると思うから遺体は何処だ?と思っていたらガセかどうか分からないが遺体の一部が見つかったとイギリスの新聞が報じたと。どの新聞か分からないが少なくともガーディアンには出てなかった。遺体が見つかれば憶測ではなくどのような方法で殺害されたか犯人の遺留品とか付着物とか分かるわけでそこから指示したのは誰かと詰め寄れるからやはり遺体を見つけるのが先だろうな。鳥とか動物に食わしてなきゃいいんだが。一部では生きたまま切断という噂もあるからね。皇太子側もリヤドでカショギ氏の息子と面会したりして「噂の真相」を砂漠の中に葬りたい様子だ。でもトルコのエルドランがメンツをかけて究明すると言ってるからどうなりますやら。最終的に政治決着なんていうのはいただけないがイギリスもフランスも厳しいからね。ロシアは様子見を決め込んでいる。カナダはサウジの装甲車なんか買わないってボイコット。日本は特にコメントないね。原油買ってるからか?それでも、またトルコで安田氏がイスラミックから解放されたというニュースで騒いでいる。すべてトルコか。3年ぶりだって。とっくに殺されたもんだと思っていた。本人ならばとりあえずよかったな。その前に首をちょん切られた日本人ジャーナリストは何故殺されなければいけなかったのでしょうね。意味のない死に憤りを感じます。カショギ氏も含めて。
black mecca of southってAtlantaのことなんだってね。アトランタと言えば「風と共に去りぬ」の舞台だね。ジョージア州の州都アトランタ。ジョージアと言えば「Georgia on my mind」だなやっぱり。レイチャールズが歌っていたのかな。一日中古く甘い歌のようにジョージアを心に浮かべている・・・ジョージア、ジョージア我が心のジョージアって歌だったよね。今では州歌となってるらしい。でも女の子のジョージアを歌ったのかジョージア州のことを歌ったのか分からないらしいと聞いたけど。まぁ、どっちでもいいか。この歌ってアドリブが多いから正確な歌詞っていうのもないみたい。僕はverseのところが好きだけどね。ここは歌ってないのよね。
Melodes bring memories That linger in my heart Make me think of Georgia Why did we even part? Some sweet day when blossoms fall and all the world's a song I'll go back to Georgia 'Cause that's where I belong
僕はジョージアに戻ってくる、だってそこが僕の居場所なんだから・・・。南部が黒人のメッカだなんて知らなかった。北部が奴隷解放に決起したというのにね。社会っていや、on my mindって不思議で面白いね
Le coup de Banksyという記事があってビデオ付きだったから見てた。オークション場面で120万ユーロで落札。一件落着。であったんですが作品からピーッっと音がして作品が額の下に落ちていくとシュレッダーで切られていくように短冊になった。慌てる主催者、途中でひっかっかったのか止まった作品。それを抱えて運ぶ係り員と右往左往。Banksyという画家は誰もみたことないというがこの一撃の波紋はそんなに大きくならず金持ちにも打撃を与えなかったみたい。シュレッダーにかけられた作品も落札者が買うということで丸く収まったしBanksyの意図に反して作品は残ったのだ。あんな作品、誰にでも描けそうだったが見て見るとやはり誰それとは描けないものだった。価値あるものを傷つけるなんてオークションに掛けられることへの抗議だったんでしょうかね。今流行りの「アーチストの意地」なんでしょうかね。意地といえば沢田さんの意地はあまりにも狭義で分からないんですがテレビで謝罪のフィルムをみたところ「カーネルサンダース?」ケンタッキーおじさんかと思いました。そしたら皆さんそう思ったようであながち自分の目は間違ってないなと一安心。年取るとつまらないことで意地になるもんです。詫びをいれたくてもプライドが許さないってことも。間違いは本人が一番よく知ってますから今後の本人の言動で大目に見てくれることになりましょう。何故ならファンも似たり寄ったりの歳なんですから。「笑って許して」くらいカバーしたらいいかも。「意地があるなら痩せて見ろ」という中尾ミエさんのご意見にも笑ってしまいましたけど。ジュリーと言われた男も頑固ジジイになってもうお笑いの対象でしかないのがさみしいね。