フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

やわらかな手

2011-05-31 17:03:01 | Weblog
歳は取りたくないとはこのことだ。夕べ、どくだみを干していたので取り入れようとして笊をさがしたらどくだみを入れてた笊がない。風でどこかに運ばれたのかと思って犬小屋の上の屋根の方を見るとやねのむこうに運ばれていた。そのままでは手が届かないのでアルミの踏み台を持ってきて塀の下に置いた。そこに小さな溝があることもおかまいなしに。これが、歳で横着のみほんだった。その上にトンと乗った途端台が滑って溝にはまった。グラッときたもんだから右手で受身をとった。犬小屋の日よけのために簡易に作った屋根の上に手をバンとついた。そしたら、そこに丁度釘が打ちかけでとまっていたんだ。そこにバンだ。若ければ、その釘を下まで通して「痛かった」でおわっていると思うんだけど歳なんだな。


手が柔らかくなっていることを忘れていた。バンとしたら釘の頭の方が手にのめりこんだ。イタイのナンのって。手を釘から外す時の痛さときたら、新撰組に拷問された幕末の志士のような心境だった。歳を取ったら本の少しの横着で怪我をするから丁寧モットーを基本にいきていかなければと反省しきり。
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独22年までに脱原発

2011-05-30 17:25:56 | Weblog
日本の福島原発の事故をうけてドイツが22年までに脱原発を決定した。なんと素早い英断なんだろう。しかるに張本人の日本の現状ときたらなにおかいわんやである。ドイツは、良い物、悪い物の判断で論理的に決定しているのに対し日本は、儲かるか儲からないかの損得で判断しようとする輩がうごめいているからだと思う。プルトニウムは自然にないもの。自然にあるものならば自然が浄化してくれるけど自然にないものは浄化できない。こんなもの地球上に存在させてはいけない。1万円後、10万年後、100万年後も地球にあって汚染しつづける物質なんて廃却しなければならない。損得勘定のせいで初期非難が遅れた放射能汚染の地域ではチェルノブイリと同じく子供達が4年後甲状腺ガンに罹る率がものすごく高いということまで分かっているのになにをしているのだろう。このままでは、日本地図から福島の名前は消える。そして忌まわしい記憶としてのこるだけだ。ドイツと日本、この国民の意識の違いは何処から来るのだろうか。
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うわさは、本当だった

2011-05-29 12:12:14 | Weblog
昨日の夕刊に俳優の山本太郎さんが「脱原発宣言」でドラマを降板、所属事務所に迷惑をかけたくないからと辞めたという記事が出ていた。原発のことをいうとテレビで干されるという噂は、本当だった。東電の圧力とか読売の圧力という話だ。読売は、原発推進のグループだし東電は、独占企業なのに何故か年間54億もの広告費をマスコミに流し続けているマスコミ封じ企業だからだ。仕事を干されるのが怖いばかりに何にもいえないタレントが多い中で山本太郎氏はサムライじゃないか。エールを送る芸能人仲間はいないのか。四国でもトチ狂った四国電力の社長が「原発止めたら電気が使えなくなるぞ、それでいいのか」となかば脅迫じみたことを言って物議を醸し出しているが、責任も取れない奴がよくいうよな。「原発がなくても電気が不足しないようにするのがお前の仕事だろう。客を脅かしてどうするんだ」というのが一般の反応だ。おんぶに抱っこの企業は、物事の本質が分かってないから駄目だな。解体すりゃいいのにな。それに、マスコミファシズムどうにかならんかね。このままじゃ日本は、変われないよ。
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梅雨入り

2011-05-28 10:51:26 | Weblog
昨日だったか一昨日だったか梅雨入り。例年より18日早いんだって。雨は、嫌いじゃないけど上がるのも18日早ければいいのにな。今年小学1年生のシュウタくん。ダウン症なんだけど症状が軽度だからぱっと見は普通のこと変わらない。話すと脈絡もないこというからすぐわかるけどね。「走れメロス」とか「雨にも負けず」とか「なせばなる、なさぬは人のなさぬなりけり」と言った後に「石の上にもザンネン」で締めくくるんだけどコイツが面白いんだ。学校でもアイドル的存在と聞いている。そのシュウタが雨が降ると傘を横に差して学校に行くから学校に着いたときには濡れ濡れなんだって。妙に面白いね。ダウン症って筋力が弱いからまともに傘が差せないのかなと思っていたけどどうも違うらしい。シュウタは、雨に濡れるのが好きなんだ。梅雨の間、親は、大変だろうな。僕の姪なんですけど。今日も雨、シュウタくんは、濡れていったかな。
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私は、いったいナンだったんでしょう

2011-05-27 08:22:00 | Weblog
海水流入停止問題で、今日東京電力の訂正発表で流入停止はなかったと新聞に載ってた。「わたしは、いったいナンだったんでしょう」と原子力安全委員の斑目さんが記者会見で言ってた。そのために国会は1日無駄な会議を繰り返し3億円使ってしまった。これがこの国の現状。どこにも本当はないと思うのは、自分だけでしょうか。何だか、東電現場ヒーロー的な話を作ってすべてを丸く治めたという身内保全のシナリオを演じているとしか思えないんだが。東電も政府も原子力安全委員も「わたしは、いったいナンだったのでしょう」それくらいの存在でしかない。東電は、資産を全売却して補償を政府は、国民に頼らず、国会議員と公務員の資産、給与で補償をすべきである存在であるということを忘れないで本末転倒にならないことをしっかりと考えて実行してもらいたい。
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節電

2011-05-26 08:26:37 | Weblog
節電は、しなければならない。なんでもかんでも垂れ流しで使ってはならない。こんな当たり前のことを声を大にして言ってるのは、東電の一部の人とと原発推進派だけ。なぜなら、この風評でまだ原発建設で儲けようと考えているから。もう原発は、コスト的に儲からないことが立証されているのにまだ、経済が停滞するとか夏の暑さにクーラーが使えないとか風評を演出しているのは何故だろう。東電のデータを東電に都合のいい計算方法でなく事実に基づいた計算法で計算すると原発が完全になくなっても夏場の電力消費時にも供給ができなくなることはなく電気はあるということだった。だから、日本は、原発廃止の方向で進んでいいとのことだった。但し、節電を心がけるのは生活者として当たり前の感覚です。政治的な別の見方をすれば、あるグループが、放射能に関するデータを日本人の人体実験によって手に入れたから原発は必要でないという指示が出たからだろうとうがった見方ができないこともない。さて、どれが真実か。すべてはまだ、土建屋がどれだけ儲けるかのスケールで復興を眺めているとすればまだまだこの国は変われない。コストを結果ありきではじきださない新しいビジネスの出現が待たれる。
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メルトダウン

2011-05-25 08:08:04 | Weblog
1号機につづいて2号機、3号機もメルトダウンしてました。75日たってからの発表でした。人の噂も75日っていうから絶妙のタイミングですね。もう3.14の時点でメルトダウンの可能性を保安委員だったか安全委員会の人だったかが言ってましたけどその後、鋼鉄されたか出てこなくなりましたね。なんかの圧力がこの国にはあるらしい。原子力委員会と言えば、斑目さんですかデタラメさんという仇名があるくらい信用できないひとらしいですね。そんな人に税金で2000万くらい年間支払っているというからこの国はおかしい。もっと、公務員の給料に国民は厳しい目を向けるべきだと思う。公務員の給料を50%カットしたら国債発行するまでもなく復興資金はすぐできるというくらい公務員に手厚い現実だ。そのなんかわからない圧力に孤軍奮闘しているのが国民新党の亀井静香さんかな。イメージはよくないけどデタラメさんの更迭を政府に進言したのは彼だから。世界一の郵政システムの崩壊を阻止しようとしたのは彼だから。海中に放射能を放出させたのは、アメリカの命令だったということがバレたね。と言うことは、圧力は、アメリカか?内部中国人、朝鮮人の陰謀かと思っていたけどもっと大きな組織が彼らのバックにいたらしい。これなら、HAARPの使用が信憑性を帯びてくる。
そんなことより、次何が起こるかに対処しなければ。メルトダウンによる放射能汚染を軽く考えてはいけない。メルトダウンからマスコミの論調は、過小評価の大日本本営発表に同調してるから鵜呑みにはできない。魚の大量死とか浄水場の高濃度放射能汚染とかローカルの情報に気をつけよう。日本の子供達がチェルノブイリの子供達が受けた苦しみを味あわない様に正確な情報で健康防衛を。
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potiche

2011-05-24 17:46:59 | Weblog
今日図書館へ本を返しに行った時、フランス映画のビラがあったのでもって帰ってきて
見てみると「しあわせの雨傘」というタイトルの映画だった。僕らの時代は傘と言えば「シェルブールの雨傘」と決まっていたもんだから何となく連想させるなと思って読んでみるとカトリーヌドヌーヴ主演で監督が彼女に敬意を表して「シェルブールの雨傘」へのオマージュとして制作したんだと。はじめ、運動服で映っているカトリーヌドヌーヴがわからなかった。きれいと思ってるから、あれからイメージは年とってないもんだから腹が出て、胸がたれたおばさんは誰だとカトリーヌドヌーヴをさがいていた。考えてみれば、歳を同じように取っているんだもの体形が変わり顔が変わるのも無理はないよね。フランス映画は昔からそうだけどタイトルは即物的だから原題は「potiche」この映画の意に沿うと「お飾り」というのかな。お飾り妻が、突然、病気で倒れた夫の代わりに雨傘工場を経営する羽目に陥ったお話らしい。フランス映画特有のちょっと湿ったサクセスストーリーが多分日本人には受けるんじゃないかな。と思った。ドヌーヴががんばっているのにドロンもベルモンドももう一度映画を撮ればいいのにな。
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今日は、林檎が食べたい気分

2011-05-23 17:30:27 | Weblog
長門裕之さんが亡くなりましたね。先だっては児玉清さん、(龍馬伝でいい演技でした。)共に77歳。77歳と言えば、宍戸錠が77歳ですね小林旭もその辺でしょう。二人とも元気でしたね。この差はなんなんでしょうね。あの二人は、まだ、スターやってるもん。歳を取ってもすぐに昔に帰れるから、見てるほうも昔に帰って見てるから色褪せないのかな。長門さんと言えば、演技派でたくさんの映画やテレビを見たからどれがどうだとはすぐには言えないのだが僕の印象に一番残ってるのは「にあんちゃん」かな。テレビの「王将」もよかったけど。それとNHKの昆布屋さんの物語もよかったな。「太陽の季節」なんかは僕らの年代じゃないから。でも、彼が出たドラマや映画は本当にたくさん見てる。芸達者で安心して見られる役者さんでした。お二人のご冥福を祈ります。
今日は、きらいな「でっさん」でした。画学生でもあるまいに「デッサン」とやらをやらされています。でも少しは今日は、ハーブを描きました。


セージとローズマリーで上手くなりたいのでがんばりました。す。塗り残しのあるところは、ご愛嬌。あれやこれやで、林檎が食べたい気分になり林檎を一個だけ買ってきました。明日のデッサンに使われないように食べました。
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face

2011-05-22 08:51:34 | Weblog
一昨日からパンプの顔を描いている。もちろんバジルの手直しを受けながら。でも顔って難しい。写真と違ってその人なりの思い入れがあるから。ただ、写実的に描くのならバジルなんかは簡単なことなんだろうけど。写真そっくりに描いてくれたとしてもどこか違う。それぞれに自分のパンプがあるからせっかく手直ししてくれたものをまた自分で直す。


もうボケていたときの写真を使っているのになぜか目の焦点があってしまい、やさしい目になってしまう出来上がったのを見るとこんだけ美人だったのかと反省。しかし、僕のイメージなんだろう。何故か、この目を二度と描けないような気がしてそのまま保存した。と言う表現があてはまっている。まだまだ修正されるのだろうけどいまのこれは自分のパンプだからと思っている。絵って僕にとっては難しいけど一本の線で表情ががらっと変わるから面白いね。当たり前のことか。今から、バジルのところへ行ってまた絵を描いてきます。じゃぁね。
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