にこ渕に行ってきました。バァサン4人とジイサン2人で。オレは久しぶり、他の人は初めて。昔はロープ1本が下に向けてぶら下がっておりそれを頼りにロッククライミングみたいに降りていたから「セッちゃんはダメだ」と断わっていたんだけど。セッちゃんの体重を支えきれないからさ。今は観光客が増えたのか道が少し整備されてね階段がつくられているのだから「セッちゃん、行けるよ」ということになってワイワイと出かけた。平日だというのに県外からの車が多い。おまけにレンタカーで来てる奴がいる。誰だ?と耳をすませば中国語。「お前んとこはもっと秘境があるだろうが」とブツブツ。はじめてにこ渕見たバアサンたち、鼻水垂らして感動に浸っている。自然の力は偉大だ。日本人は口を閉じて魅入られてるのに中国人はここでもうるさく大きな声でしゃべる。「中国は広いから大きな声じゃないときこえないんじゃないか」とか「生まれた時から大きな声を聴いてるから耳が聞こえにくいんじゃないか」とかバァサンたちがブツブツ。普段なら負けてないくらいうるさいバァサンたちが静かに川面の光を見つめているのに。高知なんか知る人ぞ知るでいいのに無作為に観光客なんか呼ぶからこうなるんだよね。ここを仁淀ブルーと名付けたカメラマンの高橋が悪いのか良かったのか。仁淀ブルーって言われなかったら単にアメゴ釣りのスポットで終わっていたんだけどね。でも仁淀ブルーって表現、いいね。
もっと光が当たればそりゃぁもう神々しいくらいきれいなんだよ。やっぱり釣り人だけでなく大勢の人に見てもらいたいね。とっても幸せな気分になれるからさ。