萩の花も今が盛りと咲き誇り、秋の足音はすぐそこまで来ているけど、ここは、まだまだ暑い日が続いている。頭にかいた汗が、首にまで落ちてくる。こんなことなかったのに。暑さが違うのかなと思っていたけど、ふと、気づいた。山に、木がなくなると保水が出来なくて水が流れ落ち、洪水になったり、水不足をおこしたりするように、頭の毛が薄くなったら、保水力がなくなり首に落ちてくるのかと。特別暑いせいではなくなく、自分のせいなのかと思い知った。笑っちまうね。何でも、人のせいにしているみたいで、恥ずかしかった。ショータンとテレビを見ていたパンプが、女優の草笛光子さんを見て「まぁ、きれい」と言ったらしい。そこで、ショータンが「おばぁちゃんも、若い時は、きれいだったでしょう?」とふったら、パンプがいつになく謙遜して「いえいえそんな」と答えたらしい。珍しく、弱気な発言とショータンが思っていると、すかさず「中の上ですから」だって。ウ~ン心配ないか・・・・・・・。
朝早く起きだして、少し遠くの「ハイジーの山」まで避暑に出かけた。さすが、下界と違って涼しかった。空は、少し遠くで輝いて時折きれいな青空を見せた。バジルと行くと必ず蛇に出会う。不思議なことに、夏は、必ずだ。最近では慣れっこになって蛇を「愛子ちゃん」と名前をつけてペットの気分で対処することにしている。僕らは、笹が茂った見晴らしの良い高原でくつろいで、それから、山を縦走して山のレストランが開けるところ、場所は毎年決まっているけど、そこへ行ってささやかな、昼餉の為にレストランを開きます。水場の近くに車を寄せてコンロにコッフェル、椅子があれば、簡単、山のレストランの始まりです。ご飯を炊くときもあるけど最近は、ご飯は持っていって、お茶を沸かして、おかずを1品作って、水が余れば、珈琲を沸かすと言うパターンが多いですね。だけど、これが、どんな店よりも美味しいんだ。緑のゼリーのような風は気持ちよく吹くし景色はいいしお腹がすいて食べるご飯は最高だ。今日は、満足の一日でした。
今日は、新物の秋刀魚を焼いてみた。パンプの分と2匹を塩焼きにした。半分は、フランスパンに詰め込んでサンドイッチにして、明日のランチにと冷凍した。残りは、アヴォンリーの大根の酢漬けと共に、新潟のコシヒカリでいただいた。う~ん日本人に生まれてよかった。しばらく、自分の世界にはまって、映らなかったパンプも一口たべるやいなや、正気に返ってパクパクと食べた。もう、脂が乗って美味い。秋刀魚は何故か、酒よりもご飯が合う魚だね。モンクは、ジャマイカ軍団が世界陸上で活躍するから上機嫌でメールを送ってくる。いつの間にジャマイカは、あんだけ、スプリントを揃えたのだろう。それも、世界レベルの一流ばかり。日本にもノウハウを教えてもらいたいよ。それにしても、イシンバエワは、美しかった。大阪の夜に上がった花火のようだった。なんて思い浮かべながら秋刀魚をつつくささやかだが充実した幸せの時間。今日も暑かったけど、時間はゆっくりと流れている。
昨日のハンマー投げ、面白かったね。凄くハイレヴェルで。世界の頂点のプレイヤーの素晴らしさを思いっきり堪能させてもらった。あそこまでいくと、努力することは何もない、鍛えなければならないところはどこもないという人たちの勝負だもの。「勝敗は、時の運」という言葉が真実味を帯びた世界だね。僕らの、時代では、運動なんかするものは馬鹿が多いと言われて、勉強することが頭のいい子の選択だった。運動ができる子より勉強ができる子のほうが尊敬された。そんな時代をとおりすぎて、今は、頭のいい子が運動をする時代なんだね。それにしても室伏の戦い方は、爽快だった。態度が、武士だった。こんだけ肉体を鍛えると人間も鍛えられるのかと思った。勝負を通り過ぎてなんか、感動をもらった。自己実現の素晴らしさって言うか自己の立場を守っての気配り、ヴィクトリーランに伴走してもらったイボンもきっと金メダル以上のうれしさだったと思うよ。彼らがみんな哲学者に見えた。本来のスポーツってこういうものじゃないのかな。室伏は6位であったけれどこの日のハンマー投げは、室伏デーと言ってもいいと思う。日本は、確実に大人になっていると思う。勝負は、時の運、運を掴むために精進してくださいと祈るばかり。いよいよ、今後の神の領域に期待するばかりです。
朝、サバンナに上がるような太陽が、家のほうに上がってくる。昔、本で読んだ、オレンジ色の光だよね。東北の漁師の若者二人が、アフリカの光に憧れて日本脱出を夢見る話だった。そんな、太陽がギラギラする日、朝刊を見ておどろいた。何と、自分の後輩の死亡広告が出ていた。勿論、両親は健在。年よりは、強く、俺達から下は、弱いという証明なのかもしれない。これからは、親より早く逝ってしまうことは、珍しい事じゃないかもしれないね。メタボ、高脂血症、糖尿病、うつ病、脳梗塞、心筋梗塞、常にすぐ傍にある。誰でもいつ患ってもおかしくない。つまり、自分達は、予備軍。そんな環境にいる。さてここから、誰が生き延びるのか。環境は、ますます厳しくなっている。これを乗り切るためには、自覚しかないだろう。最近自覚の大事さを思う。人生の自覚。言動の自覚。自覚するって事は、自分の中の体内時計、というか人生時計を修正してくれることだと思う。そしてまた、サンライズの日を体感することを夢見て、自覚と節制でこれからを生きていこう。
オッティがでている。驚いた!あの、オッティだよ。47歳だって。彼女のピークのときをしてるもの。体が、ボディビルダーのようになって、ごつい感じ。1時予選で、4位だった。もう昔のようには走れないのにそれでもトラックに立つ。凄い感動を覚えた。一緒に走る若い選手のしなやかさが、憎たらしく思えた。オッティ頑張れ!心より声援を送る。参加することに意義があるんだよね。今日は、100mの決勝もあるし、目が離せない!
世界陸上が始まりました。今日から、9日間この暑い、猛暑の日本で走ったり、飛んだり、投げたり。見てるほうも興奮するね。男子は、そんなに思わないけど女子の体は、きれいだね。少しの柔らかさを残して、しなやかでそれでいて力強く。ロシアンビューティーじゃないけど、美人の選手が多いんだ。もう、テレビに釘付け。女子の800メートルなんて最高。予選から、熱気むんむんだよ。同じような体形で同じように苦しい練習を積んできているのに激しい優劣があるのは、どうゆうわけだろう。それは、本人達にもわからないでしょうね。棒高跳びも走り高跳びも走り幅跳びも三段跳びも楽しみだな。スラット伸びるだけ伸びた肢体は、美しいと思います。男子の100mも凄いけど。楽しみが多いよ。
そろそろ美味しい珈琲が飲みたいと思っていました。涼しい風が吹く木陰で薫り高い珈琲を。まだまだ、暑い日が続いていますが、体が秋を感じているんでしょうか。そこで珈琲を飲みに一山超えたところにある喫茶店まで出かけました。涼しそうな木陰でCOFEの旗がひらめいてます。アクサン記号がないところが、フランス語を勉強している自分には気になるところですけど田舎らしくてこれもいいかな。ここは、以前来たとき美味しかったんだ。さぁ、着いたよと思ったら、定休日だった。残念。しかたがないので、スーパーでウーロン茶を買ってダムのほとりの木陰で持っていった弁当を使った。ご飯は、新潟のコシヒカリ。おかずは、鶏肉と大根の葉っぱの特性ソース煮込みと大根と大根の葉っぱの酢漬けに茗荷を散らしたもの。昨日、アボンリーで買った大根の上手かったこと。大根は、アボンリーに限るね。
あんまり暑いので、アボンリーまで車を走らせて、ソフトクリームを食べに行ってた。
アボンリーは1400m位の高地だから、さすがすずしかった。牧場や農園の集落だから、牛乳とソフトクリーム、ミルクジャム チーズはおいしい。それに、寒暖さがあるから野菜とりわけ大根がうまいんだ。ここにくれば、いつも馬車で走ってみたくなる。そんな景色が、ずっと続いている。毎年来るけど、今年は特に涼しく感じた。プルーテルの1年もここで迎えられてよかった。ここで吹いてる風はいつもプルーテルだと思う。行くたんびにピュ-ッと吹いてくるもの。
アボンリーは1400m位の高地だから、さすがすずしかった。牧場や農園の集落だから、牛乳とソフトクリーム、ミルクジャム チーズはおいしい。それに、寒暖さがあるから野菜とりわけ大根がうまいんだ。ここにくれば、いつも馬車で走ってみたくなる。そんな景色が、ずっと続いている。毎年来るけど、今年は特に涼しく感じた。プルーテルの1年もここで迎えられてよかった。ここで吹いてる風はいつもプルーテルだと思う。行くたんびにピュ-ッと吹いてくるもの。
大阪世界陸上のおかげでこの町にも合宿でまた、調整で世界の金メダリストや、超一流のアスリート達がやってきている。何しろ、世界レベルを見るのは、初めてのことだから、調整と言えどもうれしいね。そう言えば、体の良い外人が、にわかに多くなったこと。直接練習を見ることはないけどテレビや新聞で、その雰囲気を知ることができる。やっぱり、一流と言われる人は違うね。体に無駄が無いや。体の厚さは自分も負けてないけど彼らの筋肉のあるところが、自分は、脂肪なんだよね。なんだ、只それだけの違いじゃないか?と楽観してみるとこれまた、世界をとったみたいに楽しい。ここで、練習した人たちの活躍を祈ります。何だか親近感があるもの。人は、言葉じゃなく、文化でもないね。共に、この町で、過ごしたってことも大事だね。