フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

チリ大地震

2010-02-28 09:43:28 | Weblog
もう記憶はおぼろげだけどずっと昔チリ大地震というのがあって津波の被害で犠牲者が日本でもでたことがあった。あの当時は、マグニチュードとかいう表示はなかったような気がするが随分昔のことなので忘れていた。「天災は忘れた頃にやってくる」と寺田虎彦が言ったけれどまさにその通り昨日チリでマグニチュード8.8の大地震が発生した。チリの首都がサンチャゴということも忘れていた。とっさに思ったのは「またか」だった。それくらい前の地震が強烈な印象があったんだろう。記憶は薄いけど。津波は、今日の14:00に静岡14:30に高知到着予定。でも、まだどこかで対岸の地震と思っている。いつかは、ここで大地震が発生するかも知れなのに防災と言う意識が薄くていけない。防衛もそうですけど危機意識というのがとても低いのが何かあるたびに実感する。そろそろ防災に真剣に取り組まなきゃ。ハイチ、チリの人々、がんばれ!日本は、早く救護班を現場に送ってもらいたい。ハイチの時のように遅れることなく。
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春菓子

2010-02-27 18:49:16 | Weblog
vancouverで浅田真央が散った次の日。京都展で京菓子を買ってきて眺めて春を楽しんでいる。


それにしてもあの得点差はなかったよなと一人ごちて抹茶でもいれて戴こうかと思いつつやはり浅田真央のくやしさに思いをはせる。自分はフィギュアスケートはカタリーナビットのスタイルが好きでアスリート系はあまり好みではないんだけど難易度か完成度かの勝負だったよね。男子の場合は別で完全に難易度のアスリート系が好きなんだ。だから高橋君が4回転に果敢に挑んだことは結果はともあれヤンヤの喝采でアメリカの無難にまとめた選手なんぞ「男じゃねぇ」なんて決めている。キムヨナはカタリーナ系のスタイルで十分楽しませてくれたから彼女の金メダルには文句はない。でも点差が果たして26点もあったのだろうかという疑問が残る。文句があれば監督が正規のルートを通じてクレームを出したらいいことだから出さなかったと言うことはそれなりに納得しているんだろうか。それにしても真央ちゃんは19歳の普通の子だったね。悔しさで泣きじゃくって。表彰台でも目をあわさないなんて。スポーツなんだから競技が終わればノーサイドだろう。気持ちの整理をつけられなかったね。そのことを残念に思った。と年寄りの独り言をいいながら菓子を一つ頬張ると春の息吹がほんわかと感じられました。
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沈丁花

2010-02-26 11:21:46 | Weblog
挿し木でつくからといつだったか貰った沈丁花の一枝を無造作にプランターに突き刺していたら花が咲いていました。いい香り。


大木惇夫さんだったっけ「沈丁花たもとにいれて来し人の・・・・」とか言う詩がありましたね。それが、じゃがいもとか玉葱のあいだにあるのが気の毒だけど。家に一本あればいいなと思っていたから大事にしよう。
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蟹工船は今もある。

2010-02-25 10:40:53 | Weblog
「おい、地獄さいぐんだぜぇ」で始まる蟹工船が今世界中で読まれているんだってね。プロレタリアート文学だなんていうから敬遠されていたんだけどこれが、銀行員が書いたものとは思えないほど面白いんだ。官憲の卑劣な拷問によって殺された小林多喜二さんには悪いけどまさに世界のエンターテイメントの捉え方をしている。こんな面白い奥深い社会の、人間の本質をついた本が出版され続けているのは当たり前だと思う。なんで殺されなきゃいかなかったんだろうね。本当のことを書いただけなのに。社会の真の姿の一面を的確にとらえているのに。今まさに米国の公聴会にいく豊田章男さんの心境がこれではないかしら。でもトヨタも自動車のイメージで作られてる会社だけどビジネスの世界では、まさに蟹工船とあま
り変わらない部分を持っているからね。トヨタにかぎらず世界の名だたる企業はどれも50歩
100歩だけど。トヨタの下請けや部品メーカーにだす品質の条件は過酷で有名。ちょっとした埃やちょっとしたミスを徹底的に追及して再発防止策を求めてくるからね。それもおれが、おまえらを食わしてやってるんだぞって態度で。それが、自分とこの品質管理になるとお寒いことだったといのがこの問題の本質だよ。日本の企業の転換期がまさにいまだ。蟹工船からの脱却が自力でできるのかどうかを見たくて今回トヨタに注目してるんだ。
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彼岸桜

2010-02-24 19:16:35 | Weblog
春たけなわのような陽気だから梅の花の下で「下加茂茶寮」のお弁当でも食べたいなと思いながらランディとマルディを連れて公園を散歩していると彼岸桜がもう満開に近いくらいに咲いているのが見えた。


東風吹かばと言ってるうちにもう桜の季節がすぐそこにきているのか季節が巡る時間が早いなと思う。2月でこんだけ暖かかったことがあっただろうか。思い出せないでいるうちに学校では、卒業進級の時期が来ている。そういえば去年ぴかぴかの1年生だったカー子ももうすぐ2年か・・・時間の過ぎていくのを実感します。月日は百代の過客にして行きかう人もまた旅人なりでしたっけ。無常感をかんじるのは春なのかもしれませんね。アメリカの公聴会で「トヨタは、人命を軽視している」との意見が出た。という記事を見て日本人には納得いかないがアメリカ人は納得するだろうと思った。命は限りあるものという物理的思考と輪廻転生の哲学的思考の物の見方がほんのちょとの心の溝を生んだ結果だと思う。いくら、システムが間違っていないと言い張っても安全で対抗されたらトヨタの主張なんてかすんでしまう。なぜトヨタも安全の土俵に立ってはじめから対処しなかったんだろう。単純にそうしとけば公聴会は乗り切れたのに。そうさせてくれなかった何かがあったのだろうか。一企業の問題ではなく国家戦略と位置づけているアメリカに対し日本政府は何をしているのだろう。政治主導のいいチャンスなのに。桜咲く主導をしなければ。
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カーリング

2010-02-23 19:35:49 | Weblog
このところ毎日オリンピックのカーリング競技を見てるからルールは詳しくは分からないけど面白い。目黒とかミュアヘッドとか選手の名前も覚えてしまった。主将のことはスキップというんだってね。リンクがきれいだからそれに繊細なスポーツだから日本人にあうんじゃないかな。あとは、歴史が強くしてくれるだろうからこれからが楽しみ。wowwowというとsweptをやめる合図なんだって。漬物石みたいなものを2~30mくらい離れたところにある円の中に置くという単純なスポーツなんだけどせっかく置いた石を相手にはじき出されたり自分で出したりとこれがなかなかむつかしいのです。体力と頭脳と運とすべてを動員してやるおはじきかビー玉のようなもんだ。向こうの言葉で言えば「氷上のチェス」ということだ。スピードのあるものではないから見ていても疲れないからいい。大量点を取られたらすぐにギブアップするからこれも潔くてまたいい。

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袴とブーツ

2010-02-22 19:18:17 | Weblog
今、東京では、着物やさんが「龍馬伝」のおかげで売り上げを伸ばしているとのこと、龍馬にあやかって袴を勧めたらこれが結構人気で静かなブームなんだって。龍馬の袴は、普通のよりスリムなタイプだから抵抗がないとのこと。着物に袴それにブーツ、龍馬ファッションも面白いかもしれない。着物だけなら前さばきがうるさかったりするけれど袴なら動きは自由だからね。これに足元がブーツならいうことないね。寒い日には、マフラー巻いてとんびのマントでも羽織れば明治の男の出来上がり。中折れソフトもいいかもしれない。僕の歳ならステッキなんかも似合いそう。そういえば、京都の友達の親父が着物に頭巾、巾着もって祇園に通ってた姿を思い出した。あの粋人も今はもういないのか。着物ってたたむと一枚の布になるから片付けやすいしもっともっと利用されていいな。このスタイル一過でなく定着するといいね。和洋折衷って面白いから。今日は、平成22年2月22日と2が5つ並ぶ日なんだね。なんと和の響きがあるね。日本のいいもの残そう。
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龍馬のピストールお龍のピストル

2010-02-21 19:18:30 | Weblog
龍馬が寺田屋で幕吏に囲まれた時使用したピストルはS&Wのモデル2型で当時としては最新モデルで高杉晋作から貰ったとされているもの。その騒動でこのピストルは紛失したのだがのちに護身用として西郷からもらっている。このときお龍もねだって貰ったと言われている。高価なものだったから西郷の龍馬に対する気持ちが表れているエピソードだと思う。このときはS&Wのモデル1改良型で人気モデルらしい。当時の拳銃の置かれている位置は、剣ほど役に立たないくらいのモンで誠に日本人らしく手ごたえを大事にする文化がピストルの流通をさほど広げなかったのは誰でも殺人者を作らなかった日本にとってよかったことだと思う。でもそばで拳銃の威力を見たお龍はこれが龍馬を守ったと信じて疑わなかったでしょう。今日の新聞に龍馬が暗殺されたのち坂本家を頼って高知に来たお龍のファッションが描かれていた。それによると着物に袴、洋傘をさし髪は短く手には洋書を持ち腰にはピストルをぶら下げていたというから驚き。あらためて凄まじい時代だったんだなと感じました。そんな中で自分の信じた道を堂々と歩いていった先人達。果たして、先人の生きた歳をはるかに越えてなんにもせずに生きながらえて腰が痛いの肩が痛いの膝が痛いのと自分のことだけに注意をはらわない生き方や如何に。石川啄木も「誰そ我に ピストルにても撃てよかし 伊藤のごとく死にて見せなむ」と気概あり。
新しき明日の来たるを信ずと言う 
自分の言葉に
嘘はなけれど・・・・・・。
坂本龍馬にも三行詩がある
文開く衣の袖は
ぬれにけり 海より
深き 君が美心

まさに文武両道。男も女も時代は暗かったけど生き生きしているね。
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blue ray disc

2010-02-20 17:12:27 | Weblog
blue ray disc recorderを買いました。いくら待っても「cybele の日曜日」はdisc化されないし頼めばタンちゃんがすぐにやってはくれるんだけどこれだけは、自分でやりたいなと思っていたからひたすらblue rayが安くなるのを待っていた。多機能はいらないんだしこのデッキを通してデジタル化したものが見えればいいなということと他のdisc デッキはあるんだからハードディスクに焼き付けたものがblue rayに録画できたらそれでいいんだ。早速取り付けてみた。まぁ、なんと奇麗に見えること。高橋君も織田くんも涙でぐちゃぐちゃな顔がきれいに見えた。これって、被写体は、やばいな。あからさまに見えてしまうから。
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天然鰤

2010-02-19 18:06:20 | Weblog
天然鰤が安くなったから買ってきた。鰤の旬は冬だから油が乗って旨いだろうとおもっていたけど「マズイ」焼いても、煮ても食えたもんじゃない。養殖と変わらないかそれ以下。それとも天然の表記が間違っているのかな。昔は、高かったけどそりゃ旨かった。どれをかってもまず味は間違いなかった。魚を見る目がなかったら鰤を買っとけば間違いないと言われたのにこのカスカス感は一体どうしたのだろう。バッタッモンを有名スーパーだから平気で売っているのかなと勘繰りたくもなる。まだ、鰤アラは、昔の味なんだからその上の身はどこへ流通したのだろう。刺身も味は変わっていないのに切り身は何でこんなに旨くないのだろう。これは、何かカラクリがあるのではないかと思っている。今、スーパーで売っている天然鰤というのを買って焼いてみるとカツオの出来損ないのような味だ。もう旨くないからと思っても今度こそ大丈夫だと思ってついつい買ってしまう。それだけ鰤は一番美味しかった味を覚えているのだ。魚屋さん、旨い鰤を頼みます。
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