鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第898回】 キラリと光る

2013年06月16日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社様、リフォーム会社様だけではなく、
建築資材販売会社様のお手伝いもしております。

しかしながら、この建築資材販売会社様には、なかなか良い人財が飛び込んできてくれません。

B to Cビジネスと比較して、B to Bビジネスでしかも地元密着型の建築資材販売会社様には、
なかなか優秀な人財を採用することは難しいと思っています。

しかしながら、そんなこの世界にも素晴らしい人財が・・・。
昨日、建材店様の営業会議に参加させていただいて、かなり感動することがありました。

正直、今の時代、建材店様が新規の工務店さんを開拓するのは簡単ではありません。
私は今から16年前、資材メーカーの新規開拓部隊でしたが、
その当時はどの工務店さんにもお仕事があって、
とにかくガッツを持って数多くの工務店さんを訪問すれば、新規でお取引をしていただくことは可能でした。

しかしながら、今は工務店さんにも仕事がそんなに多くない時代。
数少ない案件に納材させてもらおうと、同業他社がガンガン売込をかけているのです。

そんな中、工務店さんが取引の無い建材店の話を聴いてくれるようになるために、どんなことをすればいいか?

仮説を立て、実行し、相手の反応を見て次の手を考える。
そんなサイクルをちゃんと回している営業さんがいるのです。

どんな小さなきっかけでも、それを大事にコツコツと努力する。
相手のメリットになるようなきっかけをつくって、新規先を訪問されているのです。

しかも、性格もキッチリされていて、更に謙虚で素直なのです。
(昔の私は、イケイケの営業マンで、ノリは良かったですが、
かなり鼻っぱしが強く、上司は扱いにくかったと思います。
今となれば、反省です・・・。)

このキラリと光る営業マンさんが複数名いらっしゃるのですが、
これから先、どこまで飛躍されるか、本当に楽しみです。
コメント
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