鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第897回】 住宅業界のライフサイクルが一気に進む

2013年06月15日 | 住宅コンサルタントとして
今回の消費税増税を契機に、住宅のライフサイクルが一気に進むような気がします。

ホンモノの会社しか、お客様から受注をいただけない。
これまでの小手先の手法が通用しない。
技術力だけしか鍛えてこなかった会社も仕事をいただけない。
勉強せず、昔ながらの方法でしか仕事が出来ない監督や職人は不要になる。
ブランドイメージを地域に浸透することが出来ていない会社は、
新築やリフォームの話すらこなくなる。
人財育成や人財採用に力を入れてこなかった会社は、組織が崩壊に向かう。

などなど、上記のことが実際に起こってくるような気がしています。

そしてそういうマイナスのイメージとは逆に、
必要な条件を満たしている会社には、次のような現象が起こると思っています。

お客様が続々と来場されるようになり、常に市場のママさんたちの間で噂になっている。
市場のユーザーの大半が、その会社のことを知っている。
来場した際には、もうその会社に家づくりをお願いすることをお客様がほぼ決めている。
求人募集をかけると、優秀な人財がすぐ応募する。

そういう会社になるために、マーケティングの知識だけを学ぶのではなく、
実際に行動に移していかないと間に合いません。

市場の中のごく一部の勝ち組に、仕事は集中するでしょう。

そして、これまで市場でそれなりにお仕事を受注されていた会社も、
お客様の感度に適応出来ていなければ、
お客様の感度が上がった瞬間に、見向きもされなくなるでしょう。

これまでいろんな形で発信してきたことを本気になって実践していただかないと、
本当に間に合わなくなってしまいます。

良い家づくりに愚直に取り組まれてきた地元の工務店様に
本当に気付いて欲しいことをまとめてみました。

伝わるといいな・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする