鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第891回】 経営計画書作成合宿

2013年06月09日 | 住宅コンサルタントとして
昨日から東京で、経営計画書作成合宿を開催しております。

今年の2月に、建材店様向けに開催したのですが、
そこで参加された皆様から非常に高い評価を頂戴したので、
調子に乗って、工務店様向けにも開催させていただきました。

経営計画書作成とは、一倉定先生が非常に推奨されていたことで、
経営者として今期、来期とどれくらいの売上・利益を達成するのか?
その達成のために、何をしなければならないのか?
それらを全て一冊の経営計画書にまとめ、社員さんと共有することで、
企業の業績は上がる、魔法の書なのです。

中小工務店様の大半は、経営計画書を作成されたことが無いと思っておりましたし、
経営計画書を作成する重要性は私自身も非常に感じていましたので、
今回、中小工務店様向けに企画をしたのです。
(もちろん、我が社も経営計画書は毎期、作成しております)

そしてこの合宿の目的はもう一つありました。

それは、会社の財務体質を良くし、潰れない会社になっていただくための
正しい会計的知識を得ていただく、ということです。

私はマーケティングやセールス、商品開発のプロです。
財務・会計は専門分野ではありません。
でも、会社の財務体質を良くするために何をしなければならないかは、当然知っています。

いろんな企業様が税理士さんに自社を見てもらっていると思いますが、
経営者として知らなくてはならない財務の知識を分かりやすく伝えられている税理士さんは
正直、ほとんどいないと感じています。

更に財務状況の改善のために、こういうことを具体的にやらなければならない、という施策について、
更には住宅会社としての目安となる財務指標について詳しくお伝えさせていただきました。

そして、強い会社になるために、どんなことに今期取り組むか、という視点で
経営計画書を作成していただいたのです。

参加して下さった各社様からは、

「本当に分かりやすかったです」
「こういうことが知りたかったんです」
「何をしなければならないかが、具体的にイメージ出来ました」

など、かなりのお世辞を言っていただけましたが、まあ内容としては良かったと思っています。

強い会社になっていただくために必要な情報をこれからも発信していこうと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする