鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第904回】 勉強する際の基本

2013年06月22日 | 住宅コンサルタントとして
自分自身が何かのセミナーや講演に行くとしたら、どんな準備をしますか?

もちろん、人それぞれですから、絶対にこうしなければならない、という法律は存在しません。

しかしながら、そうした勉強会に参加するからには、
私なら自分の考え方や行動を変え、結果を変えるきっかけを得たいなぁ、と個人的に思います。

ですから私の場合、勉強会に参加するからには、自分を変えることが目的となり、
自分を変えるために、とにかく真剣にお話をお聴きし、メモを取り、
自分を変える前提でお話を聴かせていただくようにしています。

一所懸命、講師の方の話を聴くことで、講師の方も話がしやすくなり、
もともと話すつもりの無かった、もっと奥深いことまで話をしてくれるかもしれません。
また、相手の方がやりやすいように配慮するのが、ビジネスパーソンとして当たり前だと思うのです。

しかしながら、勉強会に参加するのに筆記用具も持たずに参加する方や、
人の話を聴く際に、体を横にして足を組んで、もの凄い姿勢で話を聴く方。
更には、講師の方の話を聴くよりも、複数名で参加している自分達の中で
ベチャベチャ話をしている人など、会場の空気を悪くする人(=自分達のことしか考えていない人)も
中にはおられたりします。

個人として何をするのも自由ですが、会場の空気を悪くしたり、
近くで真剣に聴いている方の邪魔をしたりするのは、絶対にしてはならないと思います。

更に、筆記用具も持たず、メモも取らず、足を組んでいる(=横柄な態度に見える)人なんかを見ると、

「この人、若い頃にこういう姿勢を誰からも注意されなかったんだなぁ・・・。
周囲で真剣に話を聴いている方や、講演されている講師の気持ちを汲めない人なんだなぁ・・・」

と思ってしまいます。

そしてそういう人が経営者、もしくは経営幹部をしている会社は、
やはり業績は芳しくないですよね・・・。

これは最近、機会があればいつもお伝えさせていただくようにしているのですが、
市場もお客様の嗜好もライバルも、自分や自社を取り巻く環境が日々、変わっているのだから、
自社も自分も変わっていることが正常で、現状維持は衰退と同じなのです。

だから、個人的には「自分を変えるために勉強する」と自分なりに定義づけをしています。

皆さんにとって、勉強会や講演に参加するのは、何のためですか?
コメント
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