鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第901回】 空気を読む

2013年06月19日 | 住宅コンサルタントとして
対外的に講演やセミナーをするのは、ここ数年、年1回だけなのですが、
会員制の勉強会では、毎月3~4回、メンバーの皆様の前でお話をさせていただきます。

長い間、勉強会に参加して下さっている会員様はもちろん勉強好きな方ばかりなので、
お話を聴く姿勢も素晴らしいのです。
一所懸命、こちらの話に耳を傾けて下さり、ノートにいろいろと書き込みされたりしています。

しかしながら、ごくごく稀に、何をしに来られているのか、分からない人も紛れています。

複数名で参加されているのですが、こちらが話をしている間、
ずっと隣の人に話をしているんですね・・・。

私が言った話を隣の方に解説しているのか、
それとも「俺はこう思う」と言っているのかは知りませんが、
まあずっとしゃべっているのです。

周囲には、一所懸命話を聴いている方がいるのに、自分のことだけ考えているのですね。
自分の話し声が、周囲の方の迷惑になっているということに気付いていない。

で、そういう方に限って、自分の存在感を示したいのか、
話の途中で遮って、いきなり質問をしたりする訳です。

しかも、勉強会のテーマとは、全く的外れな質問だったりします。

まあ、つける薬はありません・・・。

ビジネスパーソンにとって、空気を読む力は絶対に不可欠です。
周囲の人の迷惑を顧みない人は、ビジネスの世界では絶対に成功出来ません。

私が生まれ育った大阪では、空気を読めない言動をした際は、周囲の人が

「お前、空気読めよ!」

と注意し合う風土があって、何回も指摘しても空気が読めない人は、
そのうち友達から口もきいてもらえない風土がありました。
だから、空気を読めない人は、周囲ではゼロでした。

でも、ごく稀に空気を読めない人がいるのですね。
(そういう人とは絶対に友達にはなれませんが・・・)
周囲の人から指摘をされてこなかったのでしょうね・・・。

いずれにしても、商売において空気を読む力は、不可欠。
空気を読める力を養って参りましょう。
そして、周囲に空気が読めていない人がいたら、

「ちょっとその態度、まずいよね・・・」

と注意したいものです。
コメント
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