昨日の夜、アメリカのポートランド視察ツアーで知り合った、
とても素敵な姉妹と東京でお会いして、
食事をしながらいろいろと教えていただいておりました。
雑貨ショップを全国に12店舗、展開されている、
敏腕女性若手経営者です。
スタッフさんが20代、30代の女性ばかり。
採用からマネジメント、教育などをどのようにされているのか?
そして雑貨店となれば商品仕入れが重要ですが、
それらをどうやっておられるのか、など、
もう本当にいろんなことを教えていただいておりました。
そんな中、話題は女性スタッフがご結婚された後、
子どもさんのお世話や旦那さんの手前、
働きたくても働きにくい状況になってしまうことについて、
どのように対応していくのか、ということに・・・。
この姉妹は東北地方のある街の商店街で育ったそうですが、
昔の商店街なんて、お店が遊び場だったそうです。
だから、子どもさんが職場にいるのなんて当たり前、
という価値観を経営者がお持ちなので、
本部オフィスでは、お子さん連れで出勤される
スタッフさんがおられるそうです。
そして子どもさんが突然熱を出すのなんて、よくあること。
というか、それが子どもさんの仕事なんです。
スタッフさんがいつ休んでも大丈夫なように、
本来3名で良い事務スタッフさんを8名雇用している、とのこと。
そうでないと、休む時、スタッフさんが気を遣ってしまうから、とのことでした。
もう私、猛烈に感動してしまいました。
こんな思想をお持ちの経営者が経営する企業が
日本のあちこちに出来たら、本当に地方は良くなると思います。
そして雑貨屋さんで、ショッピングモールに入っているため、
そのモールの営業時間に合わせてスタッフさんのシフトを
組まなければならないのですが、
遅番のスタッフさんだと、夜9時閉店となり、
来たくが10時を回ることもあるそうなのです。
若い女性スタッフさんで帰りが遅いと
親御さんが辞めるように圧力をかけることがあって、
実際に何人も若いスタッフさんが辞めていって、
相当辛い思いをされたのだそうです。
それをどのように解決していったのか、というようなことも、
包み隠さず教えて下さって、
もう時間があっという間に過ぎていきました。
メチャ勉強させていただきました。
感動しまくって、胸が熱くなりました。
もうこの姉妹に私、弟子入りをさせていただくことを決めましたし、
今年、この姉妹を講師にお招きし、
「女性スタッフが活躍できる会社の作り方セミナー」を開催します。
私より10歳以上、お若いですが、
人間力も抜群で、しかも人としての器がメチャ大きいんです。
異業種の素晴らしい会社の経営者から学ばせていただくこと、
本当にたくさんあります。
素晴らしいご縁に、本当に感謝です。