
残暑の名残か秋の到来は遅れているようだが小学校の運動会は終わった。来春から廃校になるので最後の運動会となった小学校があった。伝統ある校名が廃校という校名に変わる。過疎化と高齢化に拍車をかける廃校は卒業生はもちろん地域の人の寂寞感ははかり知れない。
中山間地の抱えた痛み悩みを解消するひとつとして都市との交流が図られるが、まだレジャーとしての域を超えていない、世話される方から聞かされた。廃校となった校舎を活用した新しい街興しやその活性化を地域で考えて進めていく活動から始める、とも話された。
新しい息吹が芽生え、再び廃校前と同じ校名がそこに帰ってくることを願っている。
(写真:少し寂しげに秋が揺れていた)