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『「小さな楽しみ♪見つけるマガジン」をコンセプトに 岩国近隣地域を盛り上げる月刊誌』と自称する「くるとん」というオールカラー刷りでA4版で50頁ほどの雑誌がある。待合室などで何度か手にし、市内各所の紹介が綺麗な写真とともに載っている。面白くて楽しくて参考になるいい本だ、という記憶はあった。
くるとん、何かがくるっと回るとか回転とかそんな感じで本のタイトルを深く考えることはなかった。伺ってみると「くるとん」とは「スープに浮かぶパンのカケラ」という。そんなところから「小さくて飾りのようだけど、あるとワクワクする。そんな小さな楽しみを見つけて、あなたを幸せにする雑誌です」と自己紹介されている。
岩国エッセイサロンがそんな雑誌の取材を受けた。取材へのいきさつ、それはそれで一日分のブログ題材になるが別の日に。取材場所はサロン代表のOさん宅の応接室。 新聞取材は経験あるが雑誌は初めての面々が待つところに、雑誌の代表者と女性イラストレーターの二人がみえ、即、取材が始まった。その内容は発行を待つことにする。
取材が終わって「どう纏まるのだろう」と思うほど途切れなく弾んだ会話を思い出しながら、心配をした。取材を受けるという改まった緊張感を感じなかったのは取材者のうまさかも知れないが、楽しかった。2時間と少々、取材の録音起こしは大変だろうと思いながら、ひと月先の発行を楽しみに待っている。