日々のことを徒然に

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雪便りに思う

2020年02月18日 | 自然 季節

 市内北部に住む知人のフェイスブックに「しっかり積もりました」と庭の雪景色がアップされた。手入れされた立派な庭に雪、この季節ならでは見れる光景、今冬初めてという。なんだか植木を含む庭全体が喜んでいるように見えるのは思い過ごしか。出先で出会った知人が「きのう萩から帰るのに峠は雪だった」と言いながら初雪を見たと喜んでいた。

 そういえば昨日は市街地でも風花が見られた。風雪や強風、雷の注意報などが絡み合って荒れ模様だったが期待した雪は見られなかった。山陰地方では一晩で数十㌢近くの積雪になった地域もある。「暖冬と雪遅れで冬の準備が出来ていなかった」と話す人の顔は笑顔。雪が訪れたことにほっとしている様子が見れた。

 明日は二十四節気の雨水。雪が雨に変わり雪どけが始まるころで、草木も芽を出し始め、農家は農作業の準備を始めるころという。そんなことで雨水を過ぎると徐々に陽ざしを感じるというが、ここに来ての寒さ冷たさ、やっと冬を実感させてくれた。小学校の昼休み、寒さなど跳ねのける児童らの声に熱気を感じる。

 子どものころには裏山の斜面で箱そりに乗って遊んだ。今なら樹脂製で滑りもいいだろうが、当時は木箱の下に竹を割って作ったそりを付けた物で、子どもの共同製作だった。そのくらい積雪もあったが、気候は大きく変化した。暖冬は過ごしやすい、そう感じながらいつか日本の四季は消えるのではないか、そんな心配をしながら雪の写真を見ている。
コメント (2)
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