同年輩の輪の中で一人が、家財や押入れの整理をしたので「ごみを捨てに行く」という話からはじまった。とっつきは「良く選別して持ち込まないと持ち帰りになるでよ」と経験者が詳しく説明する。衣類に布団、家具類はと有効活用策も含めて得るところが多かった。昔作りの家具や品質保証されたテーブルや茶箪笥にはかなりの値段のつく物もある、一度見てもらったらどうかと提案、モンアで頷く。そういえば家具屋で似た話を聞いてことを思い出した。
家を整理したのは万一の時のことを考え、残した子らが戸惑わないようにとぼつぼつ始めたという。終活、とみんな驚く、ということは私を含めてまだそれに着手していないということになる。安心したようでもあり考えるころが近くなったのか、そんな気もしたが一人が「先に香銭を渡しとこうか」と笑わせ終活話は終わった。
話が齢に見合った葬儀に変わる。最近、身近な人も含めて家族葬が続いたこともあってか、輪の中でそうしたいとい人もある。ブログで家族葬を避難する書き込みも複数読んだが、他家のそれに口出しは出来ないし、経験からも口出しされたくない。弔いの形は家それぞれだというのが輪の結論だった。
就職活動を略して就活という。これを真似たのか終末活動(?)を終活という。人生の終わりが来ることへの備えとして財産や相続、葬儀、治療などをまとめておくことという。父は急逝だったが後始末で煩わしさは感じなかった。子どものことを思うのはいいが思い過ぎてもいけないのでは、こういう話になると考える。今は元気、活を入れて日々を過ごす。
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