暖冬と予測された今年の冬、厳しい寒さの日も経験した。このところ寒暖を繰り返し、そしてひと雨ごとに草花の芽吹きを助ける。花の便り多くなり春が近づいるようだ。
受験や就活中の皆さんには「春が来た」は禁句かもしれない。しかし、雪の北陸から受験生を助けた嬉しいニュースが届いた。
埼玉県の女子中学生が、日本航空石川高校の 推薦入試で輪島市に向かう途中、大雪による列車運休で足止めされながらも、 母親と300キロ余りをヒッチハイクして試験会場にたどり着き受験、合格した。
生徒は航空自衛隊のパイロットを目指し同校を志望した。1月17日の推薦入試を受けるため、車中泊の予定で前日に埼玉県の自宅を出発。 新幹線と北陸本線で石川県に向かったが、16日深夜、新潟県のJR長岡駅で乗り換え予定の夜行列車が大雪で運休。吹雪の中、困惑した母子は ガソリンスタンドなどでトラック運転手らに声を掛け、長岡市から輪島市まで 300キロ余りをヒッチハイク。17日午前、試験開始10分前に会場に着いた。
新潟県内で乗せてくれたトラック運転手の男性は「うちも同い年の受験生の娘がいるから」と高校正門前まで送り届けてくれたという。入試の作文は偶然にも「私が感動したと」。生徒は運転手に助けられたことや母への感謝の気持ちをつづった。 結果は合格だった。
(写真:自然は地道な努力をすれば芽吹くと教えてくれる)
ぜひ実現したい! 岩国検定。これも執念です。
日本もまだまだすてたものではないですね。
検定の設問に感動するような材料を発見したいものです。
受験生の親でなくても「よかった」と思いましたから、当人の喜びはひとしおでしょう。