「古くていいんですが鉛筆削りお持ちではないですか」、ある会を訪問したとき声をかけられた。使用中のそれには「NationaLケズリすぎストップ付」とある。外観からは相当の期間使用されたことがひと目で判断つくが、現役という。ただ、最近調子が悪くなり樹脂部部が欠落などする、替えがあれば欲しいな、と探しているという。
ここに登場するまで使用されたいたものが10数年前にこの事務所にやって来たようだ。鉛筆削りなど使ったことがない。鉛筆は芯が折れたり、短くなったり、折れなくても芯の先が丸くなる度した時には、小刀を使って削ったり尖らしたりしていた。ましてや電動器具などはあっても我が家では高根の花だったと思う。
骨董にも見える電動鉛筆削り、形式番号が読みとれるので試しに検索して見た。いや~驚いた、売り出しの写真と私が撮った写真は当たり前だけど同じ。その価は3700円(送料込み)とあり驚いた。売却する人は、レトロの理由を40年近く使用した品だからという。出品からの経過時間は分からない。
電動の鉛筆削りが登場したのは1955(昭和30)年ころ。鉛筆が削れたころを見計らって鉛筆を引き抜いたのが、電動式では芯が削れると自動的に回転が止まるようになたっという。文具店では鉛筆は売られているが、今の児童や生徒の筆記具は鉛筆なのだろうか。パソコンはあるがレトロな会の事務所に鉛筆削りはよく似あっている、思い出しながら苦笑した。
(今日の575) 鉛筆を削る道具は小刀だ
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